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海藤梨華の卑猥な日常2
【性転換/フタナリ 官能小説】

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ペットの外見-2

翌日―。


携帯の呼び出し音で目を覚ました梨華は、前から使っている自分の設定した着うたではないその音に、ガバッと身体を起こしスマホに手を伸ばすと急いで通話ボタンをタッチする。


『もっ、もしもしっ』


寝起きなかすれた声でそう言うと、玲子は呆れたような溜め息をついて話し始める。


『まだ寝てたの?もうお昼よ?学校は?』


『あっ!!』


言われて始めて気がついたような驚きの声色を出す梨華。


『…呆れた。夜は何をしてたの?…まあだいたい想像はついてるけど。…駄目よ?オナニーしすぎて寝坊なんて』


図星をつかれて真っ赤になりながら、はいと返事をすると、玲子は再び話し出す。


『まったく…。なら今日も時間はあるわね。今から迎えに行くから、△駅に20分後ね。』


『えっにじゅ…っ…て切れてるしぃっ』


言うことだけ言って切られたスマホを放り投げ、急いで準備すると家を飛び出し自転車でかっ飛ばす。


『はあっはあっ』


全力立ちこぎで到着すると、時間まであと3分というギリギリライン。


自転車を駐輪場に止めてダッシュで戻ると、丁度玲子のファントムがついたところだった。


ま…間に合ったぁ…っ


車に乗ると、玲子は意地悪な笑みをして梨華を見る。



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