投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

後輩は性奴隷……
【その他 官能小説】

後輩は性奴隷……の最初へ 後輩は性奴隷…… 43 後輩は性奴隷…… 45 後輩は性奴隷……の最後へ

後輩は性奴隷……7-4

「……その場で三回回ってワンって吠えろ」

「…………」

 頬を赤らめながら、朱音は顔を下ろした。
 半時計回りに、ゆっくりと手と足を移動させていく朱音。
 清楚で上品なイメージを昔から持っている朱音は、実はこうして辱しめを受けるのが好きな変態だ。
 いや、辱しめだけではない。
 性に関して興味を持つ時期に、俺は様々なことを朱音に強要した。
 口では否定していた朱音だったが、ほとんどのことを嬉々として受け入れていた気がする。

「わ、わん……」

 小さく繊細なその声は、直ぐに静寂の中へと溶けていった。

「お手」

「わん……」

 差し出した右足に、右手を乗せる朱音。

「おかわり」

「わん……」

 次は左手。
 朱音の顔は何かを確かめるように堅く、しかし瞳の色は変わりつつあった。

「ケツ上げろ」

 上体を下げてお尻を上げる朱音。
 しなやかな腰が苦しそうに曲がり、そこから緩やかな曲線を描くラインがとても卑猥だ。

「何本くわえた?」

 朱音の傍らを移動し、湿り始めた入り口に指を沿わせる。

「ぁ……に、二本……です」

「え?」

 俺以外の誰かに抱かれたのか……。
 自分のことを棚に上げ、嫉妬からくる怒りが胸を燻る。
 衝動に任せて、平手を打った。

「ああっ!」

 彼女は艶かしさを帯びた声を上げ、ビクビクッと体を震わせる。

「今、犬が喋ったような……」

「わ、ワンワン」

 慌てて二回吠える朱音。

「二本ねぇ……何倍にしてお仕置きしようか?」

 鞄から取り出されるバラ鞭を目で追う朱音は、うっすらと悦を滲ませる。
 ボヤけた手形が浮かび上がる尻を、無意識のうちに小さく振りたてている。
 朱音は何も変わっていない。
 少なくとも、彼女の体は何も変わっていない。
 そんな肢体の期待に応えるべく、今は、全ての疑念を胸の奥に仕舞うことにした。




後輩は性奴隷……の最初へ 後輩は性奴隷…… 43 後輩は性奴隷…… 45 後輩は性奴隷……の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前