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ストーカーは誰?
【ホラー 官能小説】

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プロローグ-3

私の感想――
「ま!待ちなさい!古賀さん」
悲鳴を上げた古賀さんが教室を飛び出して行きました。
何なんでしょう…あの子。
私は一瞬は呼び止めたものの。
それ以上は追う事もできずに、その背中を見送りました。それにしても…。
呆れたと言うか、腹立たしいと言うか複雑な心境でした。
田辺君がそんな事する訳ないのに。
だいたい田辺君があんな子に興味を持つ事自体あるはずがありません。
「まったく…」
私はため息をつきながら私が着席していた机に指先で触れました。
ツルツルとした表面のコーティングを指先に感じながら…。
「あなたが、そんな事する訳ないじゃない。ねぇ田辺くん」
私は机に向かって話しかけました。
もちろん返事なんて聞こえるはずない事は判っていますが…。
「田辺くん…あなたが見ているは私だけだものねぇ?」
私の言葉は止まりません。
そして指も…。
私の右手の指先では机を愛撫し続け。
左手の指先は自分のタイトスカートから溢れ出た太ももを撫で上げています。
スベスベのストッキングに包まれた張りのある太もも。
我ながら指触りは最高です。
右手はともかく、左手は動かしているだけで身体の芯が熱くなってきました。
私は右手を机から離すと自分の首筋に触れました。
「あぁぁぁ…」
ついつい熱いため息が漏れてしまいます。
私は顔を上気させたまま…右手の指先を身体の線に沿って下ろして行きます。
両方の手が下腹部に揃いました。
「ハァ…ハァ…見せてあげる…ハァ…田辺くん」
私は虚ろに言いながら両手でタイトスカートの裾を捲ってゆきます。
肌色のパンストに包まれた股ぐらが剥き出しになっています。
その間に右手の指先を這わせると…。
パンストの中のショーツがヌルつくくらい私の股ぐらは湿っていました。
「んあぁぁぁぁ…」
私はうっとりと目を閉じると甘い声を漏らし。
ショーツの中の小さなポッチを擦ります。
小さなポッチはすっかり硬く尖りジンジンと痺れる様な快感を私の股間にもたらします。
「んん…くはぁぁぁ…」
右手の動きに連動する様に左手も私の別の性感帯を目指します。
ブラウスの上から触れた乳房は熱く震えていました。
「んくっ…んん…」
然程大きくない乳房ですが感度は中々の物です。
私の左手はその乳房を夢中で揉みしだきます。
下着の中でクニュクニュと形を変える乳房が更なる快感の追い討ちを全身にかけてきます。
「いいっ!た…田辺くん!」
私の全身の快感は一気に高まり。
もっと…もっと…激しい刺激を求めてきました。
ズゥゥゥ―――。
私は椅子を後ろに引くと立ち上がりました。
「田辺くん…田辺くん…」
私はうわ言の様に呟きながら田辺くんの机に両手をつきました。
そしてタイトスカートが託し上がり…剥き出しになった股間。
パンストに包まれた股間を机の角に押し付けました。
「んあぁぁぁ!」
グリグリと押し付けると…痺れる様な快感が下腹部に広がります。
「アハハハ…いいわ…田辺くん…いいわ」
私はニタニタと笑いながら腰を前後にくねらせます。
もう頭の中は田辺くんの事でいっぱいです。
「田辺くん…田辺くん…」
田辺くんにされているいる様に腰をくねらせ。
全身に震えがくる様な快感に酔いしれます。
そして…。
「んぁ!田辺くん!いく!」
私は蕩ける様な笑みを満面に浮かべ身体をブルッ…ブルッと痙攣させました。
スゥゥゥと気だるい爽快感が全身にひろがり。
ヨダレが垂れてしまいそうなくらい顔が緩んできます。
私は…田辺くんに愛されて、いってしまったんです。


つづく


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