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ヲタク彼氏
【コメディ 恋愛小説】

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**三人集まれば文殊のなんやかんや**-4

「日和ちゃんに説明する、ついでに、その馬鹿もよく聞いとけ。」

「由樹まで!!!ヒドイ!!」

私の言う馬鹿と片桐先輩が言う馬鹿では破壊力がまるで違う気がする。初期のヤムチャとフリーザ様並に違うと思う。

「最近、ひよりからの愛を感じなくなった。」

まだ言ってるよ、馬鹿が。
今のは頑張ってクリリンくらいかな。いや、クリリン強いからね。地球人最強だから。

「先輩と出会ってから今日に到る迄、私は先輩に愛情を注いだことなどございません。故にそれは全て先輩の勘違い若しくは妄想若しくは勘違いからの妄想ではないかと。」

「ほら、それ!!!最近敬語の中にトゲを感じる!!なんでそんな物騒なものを移植するの?!」

「してません。黙ってください。」

うるさい馬鹿を(今のはだいたいトランクス)放っておいて、私は片桐先輩を見た。

「とりあえず、詳しく聞かせてください。」


つづく


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