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サイレント・イブ
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サイレント・イブ-8

「あ、ちょっとごめんね…」

さっき下に降りた時はやめとこうとしたけれど、ブチ壊しついでだからやっぱりオシッコに行ってきた。

それからお風呂に入った時みたいに、もしもの時に細かい紙くずみたいなのがついてるような事がないようにお風呂場で綺麗に流そうとした。

これで万一にもイヤな匂いがしたりしないだろう。


「あの…トイレ借りて…いいかな?」

擦りガラス越しの急な声になぜか私は反射的にぬるくなったバスタブに飛び込んだ。
私…なんで中座してお風呂なんか入ってるんだろ。

そんな風に思われてないだろうか?

漏らしちゃったとか…

「あっ、どうぞ…」

宮沢もこれですっきりしたみたいだった。

宮沢のおちんちんがオシッコ臭くても私は我慢できるだろうか?

たぶんだけど、私のアソコも一日たったらきっと臭くなってる。
宮沢のなら、私は平気だと思う。

臭いといえば体も洗って下着も着替えたけど布団は二週間は干していない。
へんな匂いしないように神様仏様に祈るしかないのだ。


「ねえ…」

「ん?」

「よかったらさぁ…
一緒に入らない?
裸になっちゃおうよ。」

私はとんでもない事を口走って、宮沢はのこのことお風呂に入ってきた。

私たち、初めてのデートで初めてのクリスマスイブなんだ…


… … … …

「あっ…痛…ぃ…」

「痛かった?」

「うん…大丈夫…
ゆっくり…出して…」

「わかった…そっとね…」

「ちがうっ!…抜くんじゃなくて、ゆっくり…
あなたの…中に出していいって言ったのよ…あぁっ…」

優しくしてくれたし、案の定あんなとこまで舐めてくれたのにロストヴァージンはやっぱり痛かった。

「アレつけてないけど…大丈夫なのか?
中で出しちゃったりして…」

「できちゃったら…
仏様に授かったのよ。
それでも私に優しくしてくれる?」

「もちろんだよ…」

「よかった…あなたを選んで。」


宮沢の体液は私の中いっぱいに溢れた。
今さら遅いけど、できちゃっても困るのでそれをティッシュで拭い取ったら赤い血が混ざっていた。


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