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無間地獄
【SM 官能小説】

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誕生日プレゼント-9

「蒼介さんが望むなら、どんな事でもお受けします」

僕は実沙希の頭を撫で、優しくキスをすると作業に取り掛かった。

ゴム手袋をはめて、尿道プレイの時に使う麻酔効果のあるローションを手に取り、開いたままのブラウスから覗く小さな乳首に塗った。

ローションの冷たさにピンと乳首が硬く立ちあがる。
ストレートのニードルを鉗子で摘まんでゆっくりととがった先端を乳首に刺した。

「うっ!」

実沙希は小さくうめき声を上げて目をぎゅっとつぶって痛みに耐えている。
僕は手早くリングピアスに付け替える。
ものの五分程度で乳首に小さなリングが取り付けられ、緑色の石がキラキラと肌に反射した。

「じゃあ次はココ」

僕は実沙希にスカートを持たせ、陰嚢を優しく手のひらにのせた。

「た、玉にピアスですか?!」

驚きのあまり声が裏返っている。

「大丈夫だよ。周りの皮の部分だから」

ちょうど二つの睾丸の間にローションを塗りこむ。
緊張で力が入っている実沙希の足に優しく口付けると、ふっと筋肉が緩んだ。
カーブが付いているニードルを持ち、一気に先端を刺して貫通させる。

「あっ!・・・ぅうう」

そして裏側から立てに少しずらした位置でもう一度刺す。
陰嚢は皮がとても伸びるので勢いよくやらないと痛みが持続して可哀相だ。
ぶちっと皮が突き破られる感触が指に伝わってきて、銀色のとがった先端が頭を出した。
乳首と同じようにリングに付け替えると、小さく縮まった陰嚢にチラチラといらやしくリングが揺れた。

「最後は・・・」

ピアスの恐怖と痛みで少し弱まっている実沙希のペニスをグッと握ると、実沙希の喉からひっと悲鳴が聞こえた。
ローションをたっぶりと塗りこみ、亀頭を手のひらで揉むと段々と硬さが戻ってくる。

「実沙希、いくよ?」

僕はわざとゆっくりとニードルを近づけて恐怖心を煽っていく。
尿道に先端を入れ、ニードルのカーブにあわせてゆっくりと力を入れて手のひらを返す。

「ああっ・・・ぐ・・・・」

カリ首の境目に指を当て、ニードルの先端が指に触れたのを確認すると一気に力を込めて貫通させてすばやくリングを通す。
一気にペニスが赤く染まりだす。
性器ピアスの中では一番出血が多い箇所なのであらかじめ用意していたキッチンペーパーでペニスを包む。

「あああ・・・」

実沙希が青ざめた顔でどんどん赤くなるキッチンペーパーと僕の顔を交互に見ている。
手に持ったペニスもどんどん力を失っていく。

「大丈夫だよ。明日まではちょっと血が出るけどちゃんと清潔にしていればすぐに治る。
一週間くらい朝立ちのときに痛いのと、おしっこは個室で座ってやるのがいいよ」

僕は片づけをしながら茫然自失の実沙希に淡々と説明する。
時折、赤く染まったキッチンペーパーを取り替えるとき、自分のペニスに付いたピアスをじっと見つめていた。
その瞳にはうっすらと甘くいやらしい光が混ざっているのに気が付いた。

実沙希の隣に座り肩を抱き寄せると、実沙希は僕の胸に顔を埋めた。
僕はおでこや頭にキスをして頬っぺたを撫でると実沙希は恥ずかしそうに溜息を漏らした。




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