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襖の向こう
【父娘相姦 官能小説】

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小夜の憂鬱-2

「大丈夫なの?お父さん、出来そう?」
「ああ、出来る。アンケートで俺にそういうのを描いて欲しいって要望が、結構あったらしいんだよ」

銀太郎は、担当との打ち合わせで聞いた話を怜に教えた。
この手の漫画には定番の近親相姦の要望だったが、少々趣向が変化球だった。

「でもそういうの、見たい人いるのかな。お父さんと娘がしちゃうのって」
「兄と妹、姉と弟とかに比べたら需要は少ないな。それでも最近は増えてるみたいだぞ」
「へえ〜・・・」

小さな頃から成年向けの漫画が身近にあった怜にとっては、同世代の女の子より性的な行為に対する抵抗は薄かった。
それでも、銀太郎と関係を持った時は罪悪感に苛まれたのだった。

自分で決めて自ら純潔を捧げたとはいえ・・・

「どんな話が見たいってリクエストがきたの」
「・・・・・・一人より、娘が複数出るのが見たいって」

銀太郎が答えにくそうに言ったが、その気持ちは怜にも伝わってきた。
あくまでリクエストであり命令ではないから、その通りにしなくてもいい、と担当から言われたらしい。

とはいえ、読者の一番多かった要望を蹴る訳にはいかないのだ。

(お願いされてるうちが華ですよ、銀太郎さん。有難いと思わなくちゃ)

妻にうるさく言われ、また自身も身に染みている言葉が銀太郎の頭を過った。
漫画家にしてくれたのが妻なら、漫画家として頑張る辛さを教えてくれたのも妻だった。

もう傍には居ないけれど、今も銀太郎の支えになっているのだ。

「分かった、じゃあ始めよう」

怜は立ち上がり、早速制服を脱ぎ始めた。
紺のセーターを脱ぎブラウスのボタンを外そうとしたところで、銀太郎が止めに入る。

「ちょっと待て怜。まだ話も出来てないんだぞ」

いつもは最初にあらすじを考えてから下書きの紙に描き起こす。
それを原稿に描き写し、普通の場面をペン入れして完成させる。
そして最後に性交の場面のモデルを怜にやってもらっているが、順番を省略しすぎていた。

「最初にテンション上げといた方がいいでしょ、お父さん」
「テンションってお前な・・・だから、脱ぐのをやめろ」

父親の制止も聞かず、スカートを脱ぎ捨てハイソックスまで脱いでしまった。
寒いにも関わらず下着まで外し、その気ではない父親をよそに一糸纏わぬ姿を見せ付けている。

「早くぅ、お父さん。しようよ、ね?」
「お前、ただそれがしたいだけじゃないのか」
「えへへっ当たり。いいでしょ、しても・・・」

銀太郎の太い手を取り自分の胸を触らせる。
ぷにゅっ、と柔らかく白い膨らみがいやらしく歪んだ。手のひらに伝わる感触に早くも銀太郎の股間が脈打ち始める。

「大丈夫、2人分私が頑張るから。だから、お父さんならできるよ・・・」

怜は銀太郎に口付けをし、作務衣の中に手を入れた。厚い胸板に触れて鼓動を確かめながら、舌を絡ませていく。
歯を擽り、舌の唾液を舐め取り、早く膨らんでいく銀太郎の胸が早く打つのを感じていた。


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