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兄妹ペッティング
【兄妹相姦 官能小説】

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兄妹ペッティング-6

「う〜ん、どうかなぁ。…真知と一緒に泊まったというと変に思われるのかなぁ」

「お兄ぃ、話さない方がいいよ。…私、さっき台風で帰れないことを家に電話したけど、お兄ぃと一緒にいることは黙ってたもん。…話しちゃだめだよ。きっと変に想像されるから」

「…でも、オレたちは兄妹だぜ。…変な想像って何だよ?」

 後ろめたい気持ちはあるが、自分がこれからしようとしていることを棚上げにして言う。

「だって、お兄ぃは知らないだろうけど、お兄ぃたちが結婚したときに、私、Cさんにはっきりとこう言われたのよ。お兄さんはわたしのものよ。もう絶対に仲良くしないでね…って」

 Cさんとは私の妻のことである。実は、私も妻にまったく同じことを言われている。「もうこれからは真っちゃんと仲良くしちゃだめよ」と、はっきり釘を刺されたのだ。

 妹は続ける。

「私も結婚した当時は、お兄ぃと何かあったかどうかを、しつこいくらいにDに訊かれたわ」

 Dは妹の結婚相手である。同い年なので名前で呼んでいる。

 なるほど、周囲からそれほど私たち兄妹は仲が良いと思われていたのか。男女の関係を疑われるほどに。…まぁ、実際そう思われても不思議ではない関係であったことも事実なのだが。

「分かったよ、真知。…今日おまえと一緒だったことは、皆に内緒にする。…誰にも言わないよ」

 望むところである…もともとそのつもりだったのだ。

 

 真知子は言いたいことを言って安心したのか、また機嫌よく色々な話をしながら飲み続けた。

 私は飲み過ぎないように、少しピッチを遅くする。ホテルに戻ってバタン・キューでは何にもならないのだ。

「…ねぇ、お兄ちゃん。あのときの晩のこと、覚えてる?…もちろん、覚えてるよね」

 妹が、また唐突に話題を変えてきた。

 しかし、今度はドキンとした。

 実は、私はたった一度だけ妹に男女の関係を迫ったことがある。…きっとそのことなのだ。

「あのときだけ、お兄ちゃん、怖かったよ。…しかも、私の結婚式の前の晩だもの」

「…あ、…あぁ」 

思わず謝ろうとしたが、今夜これから同じことをしようと思っている私にはそれもできない…。

「…でも、私、だめだったなぁ…。お兄ぃ、私、後悔してるの」

 妹の口調は、ロレツが回らないほどではないにせよ、少し怪しくなってきていた。




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