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悔し涙が身に染みる……。
【レイプ 官能小説】

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悔し涙が身に染みる……。-26

「いいんだね、佐奈ちゃん……」
「はい!」
「栄治のことは……」
「あんな包茎裏切り者、いりません……」
「そうだね。悪いのはあいつだ。君がいるのに他の女に……、それどころか個室で射精とか、ほんとうに何を考えているんだろうな?」
「そうです。あんな早漏、いりません!」
「うん、でも、俺は嬉しいよ。佐奈ちゃんとこうして……ねっ!」
「ああん!」
 今一度強くねじ込まれる聡の逸物。佐奈の未熟なオマンコはめりめりと抉られるが、酒でいい感じに弛緩しているせいで、受け入れるのもそこまで苦しくない。
「うん、いいよ。佐奈ちゃんの締め付け、俺のをすごく愛してくれる」
「はい! 先輩こそ、あたしのこと、佐奈のこと、愛してください」
「うん! 愛してるよ、さな……」
「せん……さとしぃ……、好き、好きになっちゃうよ〜!」
 性経験の乏しい彼女は彼にしがみつくしかできないが、聡はそれをあやすようにして受け入れる。
 ゆっくりと、ときに激しく腰を動かし、やがて口数も少なくなり、互いの表情から余裕が消え、そして……。
「うっ、出る……佐奈ちゃん、駄目だ……」
「いや、離れたくない!」
 佐奈は聡にしがみつくが、膣内射精を避けたい彼は強引に彼女を引き離す。
 引き抜かれた瞬間、佐奈の身体がびくりと痙攣し、布団にどさっと堕ちる。彼女は離れていくぬくもりを求めて手を伸ばす。
「くぅ……!!」
 佐奈の柔らかな下腹部に亀頭を押し付け、再び彼女を抱きしめる。
「あぁ、あぁ……」
 低く呻く聡。
「あ、あったかい……お腹の上……聡の精子……」
 暫く続く射精のあと、二人はもう一度キスをした……。

**

「なんかさっきから同じところをぐるぐる回っているような……」
「気のせいだよ」
「先輩、嘘ついてませんか?」
「嘘なんて……」
 さすがに怪しいと思い出した幸一は、忍に詰め寄る。だが、彼女は目を輝かせるかのように、彼を見つめ返す。
「あれ……おーい! 幸一! しのぶせんぱいも!」
 すると、遠くから知った声が聞こえてきた。
「ん? あ、達郎!」
 地獄に仏というべきか、幸一は思わず駆け出す。
「まってよ〜」
 忍も仕方なくそれに続くが、内心はどうだろうか?
「どうしたんだ? 二人とも……」
「いやさ、ちょっと気になって、なあ、志保ちゃんは?」
「志保ちゃん? ああ、部屋で寝てるよ。大丈夫。奈々子ちゃんもいるし……平気だって……」
「そうなのか? いや、やっぱり心配だ。なあ、そのアパートに案内してくれよ……」
「ああ、俺も戻る途中だし、でもなんで慌ててるんだ?」
「いいから、頼む……」
 悲壮な顔つきの幸一に促され、達郎は早足でアパートへ向かった……。


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