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遠い君へ
【その他 官能小説】

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遠い君へ-1

『フフッ!やっと買っちゃったぁ〜!!イエーイ!』
19才の夏美は、ついに最近話題のTV電話機能のついた携帯電話を手に入れた。
同じ年の恋人の、祐介と遠距離恋愛になって3ヶ月…メール、電話、手紙、あらゆる連絡方法も2人の寂しさを埋められるはずはなかった。
『なぁ、夏美。TV電話しよーぜ!顔も見れるし。』
提案したのは、祐介だった。
『ぅーん…そうだねっ!私、バイトがんばって買うから!!』
そんな約束から2ヶ月たった頃、2人はようやく夢が叶ったのだった。夏美は胸をドキドキさせながら、祐介の番号を指で辿る。髪を整えながらちょっとかわいい顔をしてみる。
(祐介、どんな顔するだろ…)
プルルルル…
『はい!なつみぃ〜』
夏美の視界に祐介のいっぱいの笑顔が飛込んだ。
『祐介!!やっとできたね、TV電話!』
夏美も、うれしさを隠しきれずにニヤけてしまう。
『お前、少し見ない間に可愛くなったなぁ。俺、心配だよ。』
『なぁ〜に言ってんの、そんな事言っても何もあげないよーだ!』
ハハハッ…
2人は春みたいにポカポカとした暖かい気持ちになった。
『なぁ夏美…俺と会わない間、誰ともヤッてないよな?』
『するわけないじゃないの。』
『じゃあ…その…ひとりでしてるのか?』
『えっ?何よ、いきなり変なこと言わな…』
『ひとりでしてるのかって聞いてんだよ』
祐介は怖い顔で真っ直ぐ夏美を見ている。
『う…うん…』
夏美は恥ずかしさのあまりうつむいてしまう。
『今やってみろよ』
ヘラヘラしてお調子者のいつもの祐介とは明らかに違った。
『じゃあ脱げ』
祐介が命令するかのように言う。こんな話し方をする人ではなかった。まだ10代で、ヤリたくて仕方ない年頃に離れている2人。祐介には我慢の限界が来ていたのだろう。
『は、はいっ…』
夏美は何だか怖くなり、ブラウスのボタンをはずす。
右手には携帯電話。左手でパツンと器用に脱いでいく…
『夏美の胸だ…』
祐介が、喰らい付くように見ている中も、夏美は顔を上げられずにいた。
『ホックをはずして…』
祐介は右手でパチンとはずす真似をしてみせた。
『うん…』
夏美は背中に左手を回し、上手にホックを外す。…と外れた衝撃に、カップが上にずれた。
『きゃっん!』
慌てて左手で胸を覆い隠した。
『駄目!隠さないで。お願い。』
祐介はまるで子犬の様な目で見つめる。さっきとのギャップに夏美は困惑し、そしてなんだか祐介が可愛くて仕方ない気持ちに襲われた。ゆっくりと手を離して、悪戯っぽくカメラに乳首を押し付けてみた。
(あっ!私何やってるんだろ…)
と気付いた時にはもう誰も祐介を止められなかった。
夏美は、こんな体験は始めてだった。でも、欲求不満だったのは、祐介だけではなく、夏美も同じ。
『夏美?今からしようとしている事、わかるよな?』
祐介は息が荒くなっているようだった。
『うん、このまま2人で…するんだね。』
夏美の目はもう、とろけて祐介を知らないうちに挑発していた。
『じゃあ、いやらしく俺をいかせてくれ…』
『うん、、、』
夏美はカメラに向けて白く柔らかな胸を揉みしだく…
『ん…はぁっ』
時々、ピンク色の乳首をつまみ、いつもひとりでしているようにして見せた。
『はぁ〜いい、夏美。最高に色っぽくていい女だ。』
『ん、ん…はい』
シュルル…夏美はパンツを脱いだ。もう命令などない。自分の意思なのだ。カメラに大きく股を広げる。
祐介は、もう片方の手をもぞもぞさせながら、夏美のそこを舐め回すようにじっくり見た。
『夏美のま○こは小さくて可愛いなぁ〜、触ってあげたいよぉ』
夏美は視線を感じながら、もうしっとりと濡れているそこへ指を伸ばした。
『ぅう…んはぁ』
もう指にはトロトロとした粘り気のある水が絡み付いている。
ぷくっと赤く充血しているクリトリ○を丁寧に円を描きながら愛撫する…
『はぁ…はぁ、んっ…あぁぁん…あんっ』
夏美の指は操られたかのように、動き続けている。
『夏美、気持ちいい?』
『うん…すごくいいよぉ…祐介はしてるの?』
『こんなの見てしないわけないだろ…俺も気持ちいい』
『じゃあお願い。祐介のおちん○んも見せて』
『うん』
画面が祐介の大きく、先から溢れた我慢汁で妖しく光るモノでいっぱいになった。
『すごく大きいね…とってもかわいい…』
夏美は自分の口から発した言葉が信じられなかった。
『クチャクチャ…』
イヤラシイ音を響かせながら奥へ指を出し入れしたり、またクリトリ○を撫でたり…

『んふぅっ…ハァ、ぁぁあっ、だめっ…いきそっ…』
『俺もだめだっ…一緒にイクぞ』
2人とも必死に手、指でいじめながら絶頂を迎える…
『いゃぁぁ〜ぁんあっ!!!』
…画面いっぱいが白で埋まる…
『んっ、ハハっ!顔射されちゃった!』
夏美は、これから長く付き合うであろう、この携帯電話にチュッとキスをした…


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