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無間地獄
【SM 官能小説】

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出会い-3

「ぁ・・・」

「じゃぁ僕が全部教えてあげよう。十万でどうだい?」

「じゅじゅじゅじゅうまん?!そ、そんな大金!!」

「大丈夫だよ。痛いことは何もしない。だた一日付き合ってもらうけどそれでもいいかな?明日お休みだよね?見たところ学生っぽいけど」

「や、休みです。・・・でも本当にいいんですか?僕男ですよ・・・」

「わかってるよ。だから声をかけたんだ」




僕はやさしく肩を抱かれてラブホテルへと入った。

全てが初めての出来事でまだ頭が追いついていないが、体の火照りだけは正直で部屋に入ってからも、ずっと芯からの熱がやまずにいた。



彼の名前は  相良 蒼介 (さがら そうすけ)

年は32歳。
職業は高校の先生で化学を教えている。

顔はあっさりとしていて、眼鏡をかけると少し冷たい印象があるが、時折みせる柔らかい笑顔が上品さをかもし出している。

背が高く、180センチくらいですらりと伸びた足にスリムのスーツを着こなしていて、モデルのような体型。
ホテルに行くまでにも何人も振り返るほどだ。

彼はベッドに腰掛けると僕を3歩ほど後ろに立たせてしばらく僕の姿を眺めていた。
その視線に僕は顔が赤くなるのを隠すように下を向いていた。

「明るいところで見てもやっぱり可愛いね」

「あ・・ありがとうございます・・・」

「実沙希はいくつ?」

急に名前で呼ばれて全身に鳥肌が立った。
なぜだか彼の声は自分の全てを見透かされているようで逃れられない何かを持っていた。

「十五です」

「中学三年か。若く見えるね」

「よく言われます。小学生とか」

「でも本当男の子に見えないね。まだちょっと信じられないから確認しなきゃね。一枚ずつゆっくり脱いでごらん」

「は、はい・・・」

ビスチェタイプになっているベストの紐を解いて脱ぎ、ブラウスのボタンも外していく。
静寂の中でブチブチとボタンを外す音が響く。

パサッ

白いパフスリーブのブラウスが床に落ちると急に素肌が外気に触れて、不安な気分に襲われて腕を抱え込んでしまう。

「手をどかして。よく見えないよ」

「ぁ・・・すみません」

明るい部屋に真っ白な肌とピンクの乳首がさらされてキュッと立ち上がる。
急に恥ずかしさがこみ上げて全身まで真っ赤になるのが分かる。


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