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幻蝶
【フェチ/マニア 官能小説】

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幻蝶(その2)-8

キャンドルライトに照らされた亜沙子さんの姿…白い花をつけた髪、潤んだ大きな瞳と睫毛、
胸元が大きく開いたあのウエディングドレス、そして彼女の細くくびれた腰に手をまわしたトモ
ユキの手…頭の中で描く亜沙子さんのすべてがボクにとっては息苦しかった。

きっとあの蝶も、亜沙子さんの淡い陰毛の陰でボクを笑いながら、ボクから離れていくのだ…。


ボクはウエディングドレスを着せたアサちゃんの衣装をナイフで切り裂く。ボクは泣いた…涙が
止まらなかった。あんなことをされても、ボクは亜沙子さんが切ないほど恋しかった。

亜沙子さんがトモユキのものになる…そう思っただけで、ボクのアサちゃんの性器の空洞の中か
ら吹いてくる湿った風が、ボクの中の亜沙子さんのすべてを運び去っていくような気がする。


ボクは衣服を切り裂いたアサちゃんを標本箱の中に入れる。そして、広げた手足首に長い虫ピン
を刺す。痛がるアサちゃんの声が聞こえた。

いや…それは、確かに亜沙子さんの声だった気がする。

ボクは、展翅用の長い針を指ではさむように手に取る。
甘く匂うようなアサちゃんの白い首筋から、柔らかな乳房の谷間に針の先端を這わせる。柔らか
な皮膚の表面に針が痛々しく吸いつく。ピンク色の蕾のような乳首を愛おしくなぞる。

亜沙子さんのしなやかな乳房の肉肌を思い描きながら、針の先端を刺していく。アサちゃんは、
その針に感じたように乳首の先端をぷるぷると震えさせている。

アサちゃんの下腹部を針で撫であげ、秘丘からその柔らかい白い腿の間へとゆっくり触れていく。
艶やかな肉づきをしたその内腿を針で撫でさすると、どこからか亜沙子さんの喘ぎ声が聞こえて
くる。

悩ましく盛り上がる恥丘、つるりとした陰部の翳り…ボクは針の尖った先端で、秘唇を掻き分け
ながらその花弁の翳りをまさぐる。


…うっ…うっ… 

聞こえる…亜沙子さんの嗚咽だ。亜沙子さんの苦しげに眉根を寄せる顔が、アサちゃんの中に
浮かぶ。

ボクのペニスが堅くなり、先端に汁が滲んでくる。アサちゃんの陰部が少しずつ変幻し始める。
秘裂が溶け出し、あの蝶の姿に変わっていく。ボクはしっかりと閉じられた桜色の割れ目を擽り
ながら、針でその蝶の羽根のように変化した花弁を開いていく。

ボクだけの亜沙子さんの性器…開いていく羽根の中で、淡い翳りをもった薄紅色の貝肉は、えぐ
れるように神秘的な内襞を見せながら蠢き、潤み始める。陰部の淡紅色の媚肉は、しだいに甘い
蜜液で濡れ、蕾のような奥の肉芽が淫猥に戯れる。

…ああっー、やめて…ゆるして…

亜沙子さんの呻く声がボクの中で耳鳴りのように響いたとき。ボクは、蝶の羽根のように開いた
秘部の柔らかい芯に、針を奥深く刺した。その瞬間、ボクのペニスが小刻みに痙攣を繰り返し、
どくどくと白濁液を放出し、烈しい射精を繰り返した…。





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