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イカないと決めた日
【SM 官能小説】

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イカないと決めた日8-3


「あぁぁぁ!麻美さん!気持ちいいのよ!私…気持ちいいの!」
麻美のヌメヌメとした舌の感触を感じながら私は本心をぶちまけてしまいました。
「また…いきそうなのよ!」
マスクの男も私が気がついた時から腰の動きを早めていました。
「いいんですよ…あぁぁ…主任…くぅ…いっても…」
麻美が私の耳元で喘ぎながら囁きました。
「あぁぁぁぁぁぁぁ!い!いく!」
私はまた…いってしまいました。

「主任…今日は楽しかったわ」
その後も何発も犯されて…文字通り足腰の立たなくなり震えている私に麻美が言いました。
「そのボンデージはあげますから…あっ!あと違うの用意しますからいつも服の下に着ていて下さいね」
さっきまでとても憎らしかった麻美がすごく可愛く感じらました。
私は化粧が剥げて不細工丸出しになった麻美にニッコリと微笑んで答えました。

その日の夜はびっくりするくらいの熟睡でした。

次の日。
私はボンデージに身を包むとその上に服を着てワクワクしながら会社に向かいました。
田口がこのボンデージに気がついたらどんな事をしてくるのだろう。
んんん…その前に痴漢なんかにあっちゃったら。
期待と興奮でまともに歩けないくらいでした。
きっと私の心の何処かが壊れたのでしょうが…自分でもびっくりするくらいの心境の変化でした。
駅についた時には我慢出来ずにトイレでオナニーをしてから電車に乗り込みました。
“痴漢されないかしら”そう思って混んでいる車両に乗ったのですが残念ながら痴漢に遭う事はありませんでした。
自分から仕掛けてもよかったのですが。
やっぱり嫌々やられる様な感じの方が興奮するので我慢しました。
ただ…明日はもっときわどい服を着てこようと心に誓いました。

「主任…今日は何して遊びましょうか?」
オフィスに入るとニヤニヤと近づいてきた田口が私の耳元で囁きいてきました。
私は恥ずかしそうに顔を歪めると田口から視線を逸らし俯きました。
嫌そうなそぶり…それは田口をそして私自身を高ぶらせる為の演技でした。
「や…やめてちょうだい…」
私は顔を背けたまま弱々しく囁きました。
自分のセリフが私の下半身と心を刺激してきます。
「主任…今日はそんなに忙しくないんでしょ?朝礼が終わったら会議室で待ってますよ」
田口が卑猥な笑いを浮かべて言いました。
この卑猥さが今の私には堪りませんでした。
「い…嫌…」
そう呟いたものの行く気は満々でした。
例え今日が忙しい日であったとしても私に躊躇いは無かったでしょう。
「待ってますよ…」
田口は有無を言わせぬ口調で言うと自分の席に戻りました。
そんな田口が頼もしく感じられました。

「主任…服を脱いで下さい」
会議室に入ると田口が舐め回す様に私の身体を見回してきました。
変態的な嗅覚を持つ田口です。
私の服の下に隠れたモノや私の心境の変化を嗅ぎつけていたのかもしれません。
もし…そうだとしたら…。
私の身体は凄まじい疼きに襲われていました。
私は思い切り躊躇う振りを装いブラウスのボタンを外してゆきました。
カップのない黒いボンデージを目の当たりにした田口は歓喜と興奮に目を丸くしていました。
「ずいぶんと変質的な格好ですねぇ…主任」
田口の声は興奮に上ずっていました。
「し…仕方ないの…」
私は頬を赤らめ呟きました。
本音でもあり演技でもありました。
「卑猥な格好ですね…さぁスカートも脱いで下さい」
田口はスケベったらしい顔で言いました。
壊れた私の心を本当に刺激する男でした。

つづく


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