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イカないと決めた日
【SM 官能小説】

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イカないと決めた日6-2


「ん…」私は必死で漏れそうなる声を抑えました。
「…!」大胆にも田口はもう片方の手を私の胸に回してきました。
ブラウスの上から乳首の辺りをシコシコと擦ってきます。
「ん…ん…」私は眉間に皺を寄せて全身を襲う快感に耐えました。
“お願い…もうダメになる…”そう思った瞬間…エレベーターは目的の7Fに到着しました。
私は田口の方を振り向きもせずにフラフラとエレベーターを降りました。

荒い息を吐きながら経理部のオフィスに入った私を出迎えたのは経理部の社員達の突き刺る様な視線でした。
中には嘲る様な視線すら混じっていました。
「なっ!」その視線の中、自分のデスクを見た私は驚き大声を上げそうになりました。
黒く太い…いやらしい玩具。
電動バイブレーターが私の机の上に置いてあります。
「何なのよ!これは…」私は真っ赤になって…そのいやらしい玩具を引出しの中に隠しました。
私の周りで失笑が起きました。
その失笑の中心には森尾さんがいました。
彼女がやったに違いありませんでした。
でも私は何も言う事は出来ずに涙を堪えるのに必死でした。

仕事が始まっても針のムシロでした。
誰とも話なんか出来ませんでした。
そして…そんな状況でもノーブラ、ノーパンという事実が重く伸し掛かってきます。
ただ…田口もあまり注目は浴びたくないのか私に接触をして来ませんでした。
しかし…“昼休み、会議室に来て下さい”田口はニヤリと笑うと私にメモ書きを渡してきました。

私が会議室に入ると。
「主任…主任も好きなんでねぇ」田口のニヤけた顔…反吐が出そうです。
「今度は何!」私は決して消えない疼きを誤魔化す様に声を荒げました。
「朝から濡れてるし…あんな玩具まで会社に持ち込んでるから…よっぽっど疼いているかと思って」“誰のせいよ”そう怒鳴る事も出来ずに田口を睨みつけました。
「とにかく…会社ではやめてちょうだい…」腸の煮えくり返る思いでしたが…私は静かに田口に懇願しました。
「主任?主任が嫌がれば嫌がる程…勃起して来るんですよ」田口はそう言うと自分のズボンのファスナーに手をかけました。
“こいつ…根っからの変態エスだ”私は苦々しい思いで田口を見据えました。
田口はそんな私の目を見ながら自分のファスナーをゆっくり下してゆきます。
「くくく…ほら…ちんぽですよ」田口が下劣な笑いを浮かべながら…まがまがしい肉の棒を露出してきました。
あんな目に合わされているのに…田口の卑猥な凶器から目が離せません。
それどろか…生唾が込み上げて身体が熱くなってきます。
「おまんこ…疼いてきちゃいました?主任」田口が自分の男根をしごき上げながら卑下たセリフを口にしました。
凄くムカつくのに…田口の言う通りでした。
「主任?」
「な…何よ…」私は震えながら答えました。
「僕のちんぽをオカズにまんずりこいて下さいよ」田口は何とも破廉恥な事を口にしました。
「で…出来る訳ないでしょ」私は泣きそうになって言いました。
言ったのですが…実際にはジッとしていられないくらい身体が疼いていました。
この卑劣極まりない男の目の前で自慰に耽る。
とてつもなく恥知らずな事なのに…身体はその恥知らず行為に溺れてしまうのも時間の問題の様でした。
「我慢しなくてもいいですよ…結局はヤルんだから」田口の忌々しいセリフでしたが…実際にはその通りかも知れません。
私は忌まわしい肉欲に屈し…右手を下ろしてゆきました。


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