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イカないと決めた日
【SM 官能小説】

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イカないと決めた日6-1

“なんなよ…まったく…”自分の席に戻っても気持ちは一向に落ち着きませんでした。
突き刺す様な視線を感じ顔を上げると。
やはり既に自分の席についている森尾さんが嘲笑う様な視線で私を見ていました。
メラメラと怒りが込み上げて来ましたが…何処にもぶつける事の出来ない怒りでした。
そのうちに情けなくなってきて…泣きそうな思いでいると。
田口のバカが追い打ちをかけて来ました。

「主任…明日はノーブラ、ノーパンで出社して下さいよ」田口がその卑猥な顔を近づけて来ました。
「なっ!」私は怒りを込めてその下劣極まりない顔を睨みつけました。
「そんな顔しても…ダメですよ…いいですねノーブラ、ノーパンですよ。
あっ!もちろんガードルも穿いてきたらダメですからね」下品な喜びに満ちた田口の顔でした。
“そうだ…怒ってみたとろで…結局は従うしかない”諦めの気持ちがふと脳裡を過りました。
その瞬間…ジワッと熱い疼きが犯されたばかりの私の下腹部に広がりました。
ノーブラ、ノーパンで出社する…その事に身体を強い疼きをおぼえているのです。
“もぅ…なんなのよ…”私は情けない気持ちでいっぱいになりました。
異常とも取れる自分の性を呪わずにはいられない気分でした。

次の日…
私の気持ちは恐ろしい程高ぶっていました。
昨日の夜は日中の事を思い出して何度も自慰に耽り…そして、その情けなさに泣きました。
そして…今朝は結局、田口に言われた通りノーブラ、ノーパンで服を着込み会社に向かいました。
実際、その恰好で外に出ると歩いているだけで恐ろしい程の快感が襲ってきました。
せめてものつもりで穿いたパンストも股の間がベットリと湿っていました。
「主任…待ってましたよ」会社のビルのエントランスに入るとニヤけた顔の田口が近づいて来ました。
私は嫌悪感を表し顔を背け…僅かながらの抵抗を示しました。
しかし田口はそんな事は一向に気にする様子はありません。
エレベーターが下りて来ました。
困った事に周りには他に人影はありません。
この変態男と二人きりでエレベーターに乗るなんて…そう思うと足が竦みなかなか一歩が踏み出せません。
「早く乗って下さい!主任」先に乗り込んだ田口はエレベーターのドアを押さえています。
私は覚悟を決めるとエレベーターに乗り込みました。
震えながら田口に背を向けて立った時でした。
閉まりかけた扉の隙間を縫って別の課の男性社員が乗り込んできました。
後ろから田口が舌打ちするのが聞こえました。
私は…私の心情は安心しているのですが…身体は少し残念がっている様でした。
ただ…そんな状態でも田口は仕掛けて来ました。
背後から私のタイトスカートの中に手を忍び込ませて来ます。
“何やってるの”私は無言で田口を睨みつけました。
「チェックですよ…」業務の話でもする様に田口は言いながら…後ろから私の内股の間に指先を捻じ込んできました。
私は俯くと目をギュッと閉じる事しか出来ませんでした。
田口の指先はパンスト越しに私の濡れた秘肉をクニュクニュと擦っています。
“早く着いて…でないと…私”全身がブルブルと震えてきました。
田口の指先がパンスト越しにもその存在をはっきり示している私の肉の芽に触れました。


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