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〈蠢く瞳〉
【鬼畜 官能小説】

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〈蠢く瞳〉-26

合宿一日目の練習が終わり、部員達は更衣室で着替えていた。
体育着の部員達は、テニスウェアを纏う選手達を、羨望の眼差しで見つめていた。
純白の選手の証。
二年生になっても着れない生徒は、今度こそは自分がと練習に打ち込み、一年生も負けじと練習に精を出す。
田尻の、選手にはユニホームを着させるという考えは、思い通りに機能していた。


『加納さん、なかなかやるわね。飲み込みが早いわ』

『あそこでもっと走らないと、届くボールなんだから』

『今日のサーブは良かったわ。明日も頑張りましょ』


それぞれに、充実した合宿生活を送れているようだ。二人の少女を除いて……。

有海は一日中気分が乗らなかった。
なぜ自分が参加したのかすら分からないくらいに、気持ちは萎え、やる気も起きない。
誰とも話もせずに体育着に着替え、更衣室を後にした。


『井川の奴、どういうつもりなんだろね。選手に選ばれて合宿ドタキャンってさ』

『まあ、あいつムカつくから、いなくてイイんだけどね』

『そうそう、一年生は皆あいつより上手いし。やる気あるしさ。井川なんてブスはいらないよ』


有海の消えた更衣室で、他の部員達は、ここぞとばかりに夏帆の悪口を言い合った。
容姿に対する嫉妬、そして実力の伴わないのに“選手”へ選抜された不満、テニス部員達の夏帆への嫌悪感は更に強くなっており、合宿中に消えた事にも、全く心配などしてはいない。
むしろ消えた事を喜んでいるようだ。
これも田尻の思惑通りだ………。






『よく頑張ったねえ……いい娘だ………』


全員の男達の精液を受け止めた夏帆は、時折ピクピクと痙攣する以外、殆ど動かなかった。
何人もの肉棒を食わえ込んだ幼器と肛門は、痛々しく腫れて、赤く充血していた。
その傷を癒すように、付着した精液や血液をぬるま湯で洗い流し、軟膏を塗布した。


『ちょっとシャワー浴びてきますね』


射精の終えた男達は、気が抜けたようにリラックスし、同じ3階にあるバスルームに行ったり、トイレに行ったりしていた。
あの部屋には窓が無いので分からなかったが、3階の窓から見える外は夕暮れで、空が赤く染まっていた。


『よお、楽しんだかい?』

トイレで用を足していた男に、誰かが話し掛けた。
振り返るとそこには日に焼けた田尻が立っていた。


『就寝時間になってから来ると思ってたがな』

『欲求不満は身体に悪いだろ?』


田尻は、話し相手の男の服に着替え、ストッキングを被って部屋に入っていった。


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