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君の瞳に恋してる
【教師 官能小説】

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君の瞳に恋してる・V-5

「海さん!!」

小声で抗議すると、「シーッ」と唇に人差し指を当てられた。
困惑する僕の瞳を海が見つめながら、ゆっくり手を上下に動かし始めた。

「……っ!」

唇を噛み締めると海が探るような目で見ながら手の力を調節する。
静かに、でも巧みに幹を煽っていく。


布越しの刺激にウズウズし始めた頃、海がボクサーパンツの隙間から昂ぶった幹を取り出し温かい手で包んだ。
情けなくも待ち望んだ海の手の感触にクッと自身が反応する。

こんな所で下着の間から直立した自身を晒していて、誰かに見られるかもという背徳感と抗えない快感の狭間で揺れていた。

海が濡れてしまった先端を親指で撫で、潤滑油代わりに幹に擦りつける。
撫でてはツウっと付け根から先端まで擦り、撫でては擦りを繰り返す……
触れられる度に腰が浮くような快感が湧き上がる。


幹がツヤを帯びた頃、再び手のひらで包まれた。

息を呑むような快感。

海を見ると、熱っぽい視線で僕の昂ぶりを見つめている。

「――そんなに見ないで下さい」海に耳打ちした。

海は僕の幹を扱きながら『カ・ワ・イ・イ』と声を出さずに口だけ動かした。


可愛い?
映画館でバカみたいに反応している24歳の男が、可愛い?

海は大きく手を動かして熱量をあげていく。
粘ついた音が微かに耳に届き、発信源を気づかれないように平静を装いスクリーンを見た。
もはや話についていけず、見たことのない男が女スパイと行動を共にしている。

海は必死に平静を保つ僕の顔を見るとニヤっと笑い、上下運動のスピードを上げた。

「――っ!」

急激に増した快感に声が漏れそうになった。
僕の反応に呼応するように海の動きも早くなり、浅ましくも海の手の動きに合わせて腰を突き上げたくなる。

「んっ…海さん…そんなに激しくしちゃ・・・!」

「……しちゃ?」と言いながら先端部分を激しく扱く。

「ぁ…っ!海さん!」

我慢できなくてグッと腰を突き上げるとすかさず海が身をかがめ、爆発寸前の僕の幹を咥えこんだ。

「っく…!」

柔らかい口唇に包まれ、あっけなく海の喉に欲望を放った。
ビクビクと跳ねる幹に喉を犯され海が少しむせた。

ほとばしりが収まるのを待って、最後にちゅうっと先を吸うと海が唇を離した。

「は…あ…」口から自然と深い溜め息が漏れた。

コクンと飲み込むと、海は起き上がりニッコリ微笑んだ。

あ〜、もう!この子は…っ!!
でもこんな所で射精する僕も僕だ…




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