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君の瞳に恋してる
【教師 官能小説】

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君の瞳に恋してる・U-9

「うぅっ…!」

加持はゴムの中にカタチある欲望を大量に溢れさせた。
ゴムから零れるのではないかと思ってビュクビュク吐き出し続ける自身を慌てて引き抜いた。

海は引き抜かれる感覚にさえゾクっとしたものが背を駆け、なおもイった衝撃に身体を引きつらせた。



とりあえず海を椅子に座らせ、加持は吐き出された欲望の始末をした。
だらしなく足を開いたままの海の秘部をウェットティッシュで清めて、乱れた制服を直した。

「海さん、大丈夫ですか?」

加持は心配そうに海の顔をのぞきこんだ。

「あ〜、もうムリ。キモチ良すぎて死ぬ…」

酔っ払いのように頬が上気して、目がうつろだ。

そんな海も可愛いと加持は思う。
チラと腕時計を見ると6時をすぎていた。

「少し休んだら帰りましょう」

「は〜い」

カタチばかりの生返事をして、海はスヤスヤ寝息をたてた。


やれやれ…と可愛い生徒であり恋人である海を見つめる。


もっと、もっと、海の全てを自分のものにしたいと思う。
もっと、もっと、淫らな海を見たいと思う。


恋をするとはこんなに後ろ暗い感情も抱くものなのなんだ…


他人を愛しく思うことなんて自分には起こり得ないと思って生きてきたのに、たった1週間で愛しくてたまらない。

教え子なのに、

こんな事になってしまって…

申し訳ないと思うが、もう自制するなんて出来そうにない。


この瞳を「綺麗」と言ってくれた瞬間から始まってしまった。

海さん、君が好きなんだ……


よだれを垂らして眠る海に苦笑して、ふと扉を見ると、


鍵がかかってナイッッ!!!


今さら遅いが慌てて鍵を閉める。


いつ人が入ってくるかもしれないのに、僕はなんて事を…


自分の行いに赤面した。

鍵の閉まる音で目を覚ました海。

「あれ…センセ、鍵気付いてなかったんだ。あはは…」

「えっ!?気付いてたんですか!?」

「ん〜…」と言いながらまた寝入ってしまった。


この子はもうっっ!!


加持は声に出せない声を叫んだ。


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