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唯高帰宅部茜色同好会!
【青春 恋愛小説】

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唯高帰宅部茜色同好会!(第三章)-19

***


「……」
放課後、俺は全身の力を抜いて体を机に預けた。

「汗くせー」
キスケはデオドラントスプレーを何度も体に振りかけている。

「アッキュ、お疲れ」
顔を上げると、ユーリが爽やかな顔で缶ジュースを差し出してきた。

「さんきゅ」
缶を受け取って栓を開けると、女性陣も集まってきた。

「アッキュ、何へこんでるのよ」

「…あー」


俺達は負けた。


最後にキスケの放った打球は鋭くセンターの頭を越えた。

それを見て俺は三塁を蹴り、一気にホームへ向かった。

これで同点だと確信していた。

……だが。

何故かボールはキャッチャーの手に。

気付いたときには遅かった。

経験者のピッチャーが中継に入り、ホームに矢のような送球を投じたらしい。

俺は帰塁もできずにタッチアウトとなり、ゲームセットとなった。



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