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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その7)-1

優子はえりを愛しながらも、えりでは満足できなくなっていた。
本当のセックスの喜びを男に求めたのである。
初めての時は感じるまではいかなかったが、それでも男とのセックスというものを
彼女なりに受け入れていた。

それは女という身体を持って生まれた自然の摂理だった。
或る日は、えりをこの手で弄び、或る日の自分は男に身体を預けていた。

それ以外では相変わらず教師として、学校では生徒と向き合っている。
そんな二面性を持って振る舞う自分が不思議だった。

教師と、淫乱な女・・こんなに器用に出来るとは、
昔の自分とは考えられないことである。
しかし、優子の胸の中ではいつも葛藤していた。

(こんなことをいつまでもしていてはいけない、聖職者として、
生徒に教える立場として、これがバレたとき、どうなるの、
自分は良くても・・
いつかはこんなこと止めなければ、生徒達に、えりの為にも)

そんな思いが過ぎったが、
一度でも甘い汁を味わってしまった優子はそのどれも捨てられなかった、
ただ、惰性に流されていた。
それ程に、乱れた欲情は甘く妖しく、優子の心と体を支配していた。

知り合った何人かの男達とはセックスをした、
彼女は言われるままに男に従い、身体を開き濡れていく。


或る日、
ベッドの上で膣の中を突き上げられ、膨張する男を感じながら、
それでも、えりのことが気になっていた。
男に挿入されている自分が、若いえりと重なるのである。

最近のえりは、感じ方が大人の女を感じさせるときがある、
優子がえりの乳房を吸い、膣に指を入れ少し掻き回しただけで、
甘い声を出し、腰を悩ましく身体全体でくねらせながら、
若い弾力のある身体はマリのように弾み、痙攣し果てる。

童顔のえりの顔を見なければ、
その狂態は娼婦と見間違うほどの乱れぶりだった。
乳首を吸えば妖しい声を出し、腹を撫で、舌がえりの背中を這うとき、
えりの白い肌は赤みを差し、悦びの表情をその肌が優子に言う。

(せんせ、もっと愛して・・もっと、舐めて・・感じさせて・・・)
と、それはもう少女の言う言葉ではない。

優子は、初めは幼い頃の自分の嫌な思い出を振り払うため、
無垢なえりを手なずけ犠牲にし、餌にして利用してきた。

それは、言い換えれば自分のエゴでしたことだった。
えりのバージンを奪い、
汚すことで自分の忌まわしい思いを清算しようと思ったのである。

その結果、今はそのえりが、自分以上に欲情に溺れた女になろうとしていた。
それを思うとき、優子は恐ろしくなった。
男に抱かれながら、
優子は、自分がえりにしている罪深さに、気が付き始めたのである。


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