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たとえばこんな恋の話
【ファンタジー 官能小説】

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たとえばこんな恋の話-3

「な、なあ、ホントにするのか?」

華奢な手がボクサーパンツの隙間から完全に反応している俺の分身を取り出した。

「お、おい!加絵!」

まじまじと見つめるユウレイ加絵。

「聞いてん…」

ペロリと先端を舐められた。

「ウっ!」

ソフトクリームを舐めるようにペロペロ舐めてくる。

「ン…崇先輩、しょっぱいね」いたずらっこのように目を細めた。ドキンと崇の胸が鳴る。

「っ…ばっ、かやろ…んっ…」

加絵は先を舐めながら両手をそっと添えて、幹を擦りだした。ヒヤリとした感触にヒクと反応する。
加絵の唾液がゆるゆる幹をつたい、手の滑りがよくなる。快感が背中を突きぬけ、あごが上を向く。

「んっ……ハア…」

「ねえ、咥えてほしい?」

「おま…そゆコト聞くなよ」

「ふふふっ…崇先輩、顔真っ赤」

大人をからかうんじゃない!!

加絵の小さな口が俺を呑み込んだ。

「あっ…!」女の子みたいな声がでてしまう。加絵の口はやっぱり冷たかったけど、それさえも刺激になり快感を増幅させた。

ぐちゅ、ぶちゅ、と卑猥な音を立てながら加絵の柔らかい口唇が崇を包み上下する。
口に収まりきらない根元を指でこすり、あいた手で崇の袋の形をむにゅむにゅ変える。

「ウ…ァ…加絵…っ!」

「んっ、ン゛…ひもひイイ?」口に咥えたまま加絵が聞く。

コクコク頷きながら手を伸ばして加絵の頭を撫でる。加絵がこっちを見ながら嬉しそうに微笑んだ。

くそ……可愛い…… 

とがったアゴ、すじの通った鼻、目の下に影を作る長いまつげ…
その全てが美しくて、その全てに胸が高鳴った。

なんでこの子がユウレイなんだよ―――


加絵が口唇をすぼめて幹をしごくスピードを上げる。

「カっ!カエッ!激しくしたら…ん!」

勝手に腰が上下し始める。目だけで崇の顔見ながら、苦しそうに形のイイ眉を寄せて喉の奥まで崇を導く。
涙目になりながら俺の欲望を受け入れる。

お前…その顔反則……

「あっ!でるッ!!!」

みるみる幹が膨張して、グッと腰を入れて加絵の喉を犯し、びゅるるっと口唇に精を放った。


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