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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その6)-2

優子は、何をされているのか分からないが、
それでも小さな胸は戦きながらも、
決して、してはいけないこと、汚れた行為だと
漠然と優子は思っていた。

(なんで、大人はこんなことをするの?
こんな事をして、なにが面白いの?)


優子の手の中で動きが激しくなり、痙攣し男は終わった。
(はぁはぁ・・・)
男の目は虚ろで、その眼がとろんとし、
何故か幸せに満ちた顔をしていた。
それは、優子が始めて見た男の顔であり、
今まで父親が優子に見せたような顔とは違っていた。


後は、滑った精液が優子の手のひらに残っていたのである。
その匂いは臭く、
少女がその匂いを嗅いだとき、吐き気を催すほどだった。


可愛い、小さな手の中に吐き出した男の白濁した精液は、
彼女の透明な心まで汚したのである。
男は、精液で優子の汚れた手をハンカチで拭き、
ひとこと言った。

「ありがとう、気持ちよかった、お嬢ちゃん」

それ以来、優子はその場所へ行くこともなく、
男に会うこともなかった。


幼い頃、自分の心の処女性を奪ったあの時の男を嫌悪しながら、
今は・・大人になった自分は、
そんな男達に汚されたい、犯されたい・・
汚れたペニスで貫かれたい、そんな矛盾した気持ちになっていた。


それを思うとき、優子の手は激しく乳房を揉み、
クリトリスを弄り、陰部を撫で回しながら、狂い果てる。
そのシチュエーションが、何故か燃えるのだった。

それは理性ではなく、
優子の中に潜む、狂った(本能の記憶)なのか・・
それは、男に局部を弄られ、強要されたあの行為、
その思いが、
あの幼いときの忌まわしい記憶が、原点なのかもしれない。


教師という傍ら、優子は知り始めたネットという世界で男と知り合い
身体を与えた。

逢える距離での逢瀬だった。
教師としての自分と無関係な場所で逢い、優子は身体を開いた。
美しい優子に、男達がすぐ会いたいと言い、セックスをしたがる。

始めてのセックスでは、優子は用心深かった。
(やさしくして・・)
そういう優子に、男は体中を舐め回すように愛撫し、
とろける官能の中で優子を感じさせ濡れさせた。

始めて反り返った太い男を身体に入れたとき、
濡れているとはいえ
痛みを感じ、(こんなことが、本当に気持ちいいのかしら?)
と持っているうちに、ジワジワと快楽の波が押し寄せ、
巧みな男の愛撫と甘い言葉で、優子は欲望の淵に堕ちていった。


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