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大好きだった君へ。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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大好きだった君へ。-1

また朝を迎えた。
何も起こらない。
当たり前の毎日。

そんな日々を過していても、ちっとも面白くない。
君が僕から離れてもう一年。
まだと言ったほうがいいのかな。
しかし僕には一年という月日が十年にも二十年にも感じた。
君に突然別れを告げられ泣き明かした夜。
『キライになったわけじゃないんだ。好きだよ。好きだけど…離れなくちゃいけないんだ。』
君の優しさが妙に痛かったよ。

僕だって、今までそれなりの恋愛してきたけど、
あんな優しい別れ、はじめてだった。
世の中には愛し愛されていても別れなければいけない事が本当にあるのだと思い知らされたよ。
そちらで友達は出来ましたか?
僕よりも素敵な彼氏に出会いましたか?
僕は今まで前に進めなかった。
いつかまたこんな事が起こるんじゃないかって。
でも今ならもし離れ離れでも繋ぎ止めていく自信があるよ?
もう大切な人を悲しませたりはしないって。
離れていても心は寄り添っていられるって知ったから。
教えてくれたのは君なのかもしれないね?
僕は一歩ずつ前に進もうと思っています。



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