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教師の情事
【教師 官能小説】

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教師の情事(3)-1

生理がようやく終わった佐和子は3日ぶりに学校に出勤した。まだ痛みがあるものの、
その日はどうしても出勤しなればならなかった。それは正之が卒業したS中学の教務担任と
沙希の担任だった女性教師がW高校に来るからである。畑中を始めW高の教師が
S中学の管理教育に問題があるので改善して欲しいという要請をし、それがS中学に
伝えられたのでその事で抗議に来るのである。
(篠崎さんや正之を教育の名で苦しめたあの中学教師を絶対に許さないわ。)
二人のS中教師は午後3時ぐらいに来るらしいからそれまでは授業をする事になる。
教室に入ると、全員が「起立!礼!」の掛け声と共にクラスにいる全生徒が立ち上がり、
佐和子に礼をする。佐和子も全生徒に礼をした。
「それでは授業を始めましょう。」
ふと窓側を見ると自分を見つめる正之の姿が目に入った。あの夜景の見えるホテルでの
濃厚なセックスをふと思い出した。窓に手を当てて、正之に尻から犯された姿を想像してしまった。そして正之の肉棒から吐き出された熱い精を自らの子宮で受け止めた事を。
そう思うだけでタイトスカートとパンティーの中に隠された秘肉が蠢いた。
(ちょっと!ここは学校なのよ!しっかりしろ、佐和子!)
佐和子は心の中で自分に叱咤した。正之も佐和子を見てあの日のセックスを思い出していた。
佐和子の白く、彫刻みたいな尻と背中、肉棒に刺激を与えた口、むさぼりたくなる乳房、
そして肉棒を締め付ける秘肉と熱い愛蜜・・・。
それを考えるだけでも肉棒は学ランのズボンの中でも怒張してしまう。
(やべっ、勃ってきちった。)
正之は思わず教科書に目をやった。佐和子も正之も二人の関係がバレたら終わりなのは知っていた。
だからこそ少しでも疑われるような仕草を見せてはいけない。それはわかっていたのだが
体はどうしても嘘をついてくれない。
そんな正之をじっと見つめる順子に正之は気がついた。
(岡崎の奴さっきから俺ばかり見てるけど何だよ、全く・・・)

授業は淡々と進みいつの間にか1時間経っていた。授業が終わると二人は目を合わせずに
そのまま教室から立ち去った。正之と佐和子は遠回りで校舎を歩いて向かい側の校舎で
また会った。佐和子が何やら紙切れを落とし、それを正之が拾った。
紙切れを開いてみるとそこには電話番号が書かれていた。佐和子のマンションの電話番号である。
これなら学校でコソコソしなくても問題はない。正之はその電話番号の紙切れを財布にしまい、自室の引き出しにしまう事にした。
正之が校庭でスタンティングメンバーと模擬のディフェンスの練習をしていた。
来週の日曜にはE高校との試合があり、正之はベンチスタートながら試合に出る事になったからだ。
正之の練習を佐和子は教室から見ていた。すると教室に畑中が入ってきた。
「篠原先生、来ましたよ。」
「来ましたか。」
「どうやら二人とも一筋縄ではいかないようですね。」
「それでも私たちは自らの主張を貫きましょう。」
応接間に入るとS中から来た萩原信二教務担任、須藤孝子教諭、そして向かい側には
W高校の佐村校長と守屋教頭が座っていた。そして佐和子が応接間に入り、
萩原を見た瞬間、ハッとした。萩原も驚きのあまり佐和子を見つめながら
「佐和子・・・?」とつぶやいた。
「おや、二人はお知り合いか何かで?」
孝子が冷たいような声で質問をする。
「い、いや・・・大学時代の友人です、はい。」
(信二・・・何であなたが?)
佐和子は孝子を見つめた。年齢は自分よりは2つ年上ぐらいか。
しかしその冷酷な目は明らかに管理教育で生徒を支配する目であった。
佐村校長が紹介する。二人は佐和子と畑中に礼をする。
最初に切り出したのは萩原だった。


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