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絶交チョコミント
【青春 恋愛小説】

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告白パニックデイ-4

〜〜〜〜〜〜〜


というわけで、現在廊下をぶらついているワケである。

水澄の事がなんで最近こんなに気になり出したのか、自分でもよく分からない。
アイツは俺の中では『女子の中では仲がいい方の友達』って位置付けだったはずだ。

恋愛感情なのかどうなのか。自分ではなんとも言えない。

ただ、そんな感情を持つようになってから初めて水澄の事をあまりよく知らない事に気づいたのだった――それはそう、今付き合っている彼氏がいるのかどうかさえ。

(いや、そんな話は聞いた事ねぇし……それはないと思うん、だが)

こんな事、普通に本人に直接聞けばいいだけの話なのだ。『なぁ、そういや水澄って今彼氏とかいんの?』って感じで、何気なく。
ただ――

(なんか、どんな風に聞いたとしてもいかにも俺が『お前を狙ってます!』って感じになりそうで嫌なんだよなぁ……)

考えすぎなのだとは思う。
実際に聞いたら、水澄はきっとあっけらかんとして答えて、それで終わるんのだろう。

悩んだときは行動してみるってのが俺のスタンスだったはずなのに。
分かっては、いるんだが。


「あー……。いつからこんなに女々しくなっちまったんだよ、俺は……」


ぽつりと呟いた、そのとき。


「だからぁ、好きな人なんていないんだってばー―――――!!」


隣の教室からの叫びが廊下に響き渡った。


………えーっと。
今のは水澄の声、だよなぁ。

という事は彼氏はいない、という事で。
俺は何故かはともかくそれが知りたかったはずで、晴れて疑問が解決したはずなの、だが。

(……あ――――っ!!なんだよこのモヤモヤした感じは――――っ!!)

自分でもよく分からない感情を抱えたまま、俺はまた廊下をぶらぶらと歩きだした。


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