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教師の情事
【教師 官能小説】

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教師の情事(1)-8

夏休みが終わり、2学期が始まった。始業式が終わると教室でホームルームが行われた。
担当は佐和子だった。佐和子はいつもの通りに眼鏡をかけ、星のネックレスを首から吊るして
白のブラウスに黒のタイトスカートを履いていた。
佐和子は夏の情事はなかったかのように淡々とホームルームを進める。
正之もやはり何もなかったかのように話を聞いているだけだった。
ホームルームが終わると佐和子は女子生徒との世間話をしていた。
「佐和子先生って何か綺麗になったね?」
「え?そうかしら?いつも通りよ。」
「だって、とても綺麗に見えたもん。」
佐和子も女子生徒も笑いながら談笑する。
トイレに行くために正之が立ち上がり、佐和子と女子生徒の囲みの傍を歩く。
その時佐和子と正之の目と目が合った。
(来月部活が休みだからまた家に来るよ。)
(いいわよ。待っているわ。でも今度は別のところでしましょう。)

そしてその正之の姿を女子生徒の岡崎順子の視線が追っているのを正之も佐和子もまだ知らなかった。


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