DOLLHOUSE〜prototype〜-4
「感じると勃起するというが、快感を感じるというよりは外部からの刺激に反応している。ほら、もう、右と左、大きさが違うだろう?」
「ほんとだ」
ケンが目線を乳首高さにあわせて見比べる。
彼女の身体が気になり、もう梶がなにを考えているのかは、どうでもよくなっているらしい。
「立花、左も同じ大きさにしてやれ」
「ええ?」
ユウはびっくりした顔で梶を見た。
「触ってみろ。柔らかくて気持ちいいぞ」
ユウはおそるおそる平らな胸に手を伸ばす。こんな状況じゃなかったらムチャクチャに揉み倒してみたいに決まっている。
「い、意外にやわらけえ…胸ないのに。へへっ…」
そっと触っていた筈のユウの指はやがで乳房をわしづかみにしてこねくりまわす。
「あっ…んっ…」
反応するリカちゃんの声が頭の奥を痺れさせる。
「さきっちょが硬くなってきた」
「お、俺もっ!」
ケンが、右の胸を揉む。
「すげえ。いい。」
二人に揉みくちゃにされて喘ぎ続けている。
リカちゃんの手は両脇で所在なさげに開いたり握ったりを繰り返していた。
「んっ… んんっ… はぁっ…」
僕の身体はリカちゃんの発する声に反応して、熱くなってきた。
そりゃあ、僕だって健全な青少年だ。いろいろヤッてみたい欲求はある。
確かにコレは教生の遊びなのだろう。
僕らは同じ穴のムジナってわけだ。
だが、得体の知れない梶からアドバンテージを握っておくためには、彼女に触れないことだ。
一緒になって彼女を貶めたら、こんなヤツと同列にならんでしまう。
その一点がどうしても譲れなかった。
「がんばるねえ。べつにいいけどね」
梶は俺のズボンを見ながら言った。
ユウやケンのズボンを見る。自分の腹の下は視覚的には良くわからないが(梶の手前、直視したり、触って確認するなんてアホだ)同じようになっているのだろう。
圧迫されてきつい感覚はある。
「さて、次。男子と大きく異なるのはここ」
梶はプリーツのスカートをめくりあげるとブラとおそろいのパンツをゆっくりと下ろした。
柔らかそうな茂みが露わになる。
ケンとユウは胸を触るのをやめてのぞき込む。
梶はパンツを足から引き抜くと、ころんと丸まったままのソレを床に落した。
足首を押し上げ、M字開脚の状態にすると、奥が微かに開いて、鮮やかなピンクがこぼれ出す。
「いわゆるおまん○だな。」
梶がピンセットを取り出し両手に持った。