DOLLHOUSE〜陥落〜-1
バスローブを羽織ってベッドの上。
俺たちは風呂場でのぼせてしまって、ほてった体を冷ましていた。
俺はビールを、リカはオレンジジュースをのんでベッドの上に転がった。
ああ、考えられネエ。なんにもしないでベッドの上にいるなんて。
リカの方に転がったら、ほてった顔をして目を開けた。
赤いほっぺたに口づけるとくすぐったそうに笑った。
洗い髪の匂い。まだ湿ったままの。
ほっぺたに手を添えてキス。
「ん」
柔らかい果実のようなくちびるを噛む。
微かにひらいて応えてくる。
「はぁ…」
吐息にオレンジの香り。
「あっ!」
バスローブをはだけて胸に触れる。
離れかけたくちびるを塞いで舌を絡め取る。
唾液にも微かにオレンジの酸味。
「んっ」
苦しそうな顔。
くちびるを離したら大きく息を吸った。
なんで、こいつはこんなに可愛いんだろう?
「あ…」
首筋に口づけると白い顎を反らせて息を吐く。
ちゃんと印を付けてやる。赤が綺麗だ。
「はぅん… やぁ…」
こうやって仰向けに寝てしまうと胸はかなり薄くなってしまう。その中心で小さな尖りが「触って」と主張する。
すっかり硬く尖った乳首を摘むと、もじもじと腰を動かした。
「見ないぃ!」
リカが手で胸を隠す。
コンプレックスを感じているらしく、見られるのを嫌う。
ユリといつも一緒だからかな。
あれと比べてもなあ。
「ばーか。無駄なんだよ。それに、おまえのおっぱい、結構気に入ってるんだよ」
小さいけれど綺麗だ。感度もいいしな。やっぱ、俺って変態?ロリコンてやつ?
カフェオレ色の乳輪。勃つと乳首の先端中央と、乳首の根本がほんのりピンクに染まる。
腕をねじあげて、主張する先端を口に含む。
「んんっ」
すぐに腕の力は抜けて、硬く口を結ぶ。
ちゅぷん。
乳首を放して耳を噛む。
「ひゃ…」
手は胸の上。ないも同然の胸、といっても女。
掴むと柔らかく集まってくる。