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教団医玲子 禁断の教義
【SF 官能小説】

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教団医玲子 嫉妬の行方-2

「玲子さん。僕、初めて花束を買ったんです。玲子さんが喜んでくれるよう
花屋で随分悩みました。でも、買ってきて本当によかった。」

「まあ、嬉しいわ。琢也くん、もてそうだからプレゼントも手馴れているのかと思
ってた。」

「違いますよ。僕、彼女とかいないし。」

「本当かな?そのあたりの話も聞いてみたいわね。」

「ところで、お腹すいてる?」

琢也が返事をすると玲子は、料理を並べて、手馴れた手つきでワインのコルク
を抜いた。

16歳の琢也は苦いビールが苦手でワインなら少しは飲めた。それに、せっか
くの玲子の料理を前にジュースで乾杯するのはいやだった。テーブルの上に
は珍しい料理が並んでいた。料理の話を楽しそうにする玲子の笑顔に琢也は
ただただ見とれていた。

「琢也くん、彼女いないとか言ってたけど...」

「はい。本当にいないですよ。」

「好きな娘とかいないの?」

琢也は返答に困った。好きな人なら目の前に座っているのに...

「ファーストキスは何時?」

「そ、それは・・・・   玲子さんです。」

玲子は琢也の童貞を奪った時のことを思い出していた。

1年前、琢也が始めて体液交換役に選ばれ、教団医である玲子がその指導を
行った。玲子は前々から琢也が自分に好意を持っていることを知っていた。
その琢也から童貞であることを告白され、医務室のベッドで琢也を向かえ入れ
たのだ。

「そう、あの時?」

「......」

「私のこと、好き?」

「好きです。玲子さんのことが本当に大好きです。」

琢也は動揺しながらもはっきりと答えた。

「絵美ちゃんよりも?」

琢也はめまいがした。体液交換という教団の儀式でおこなったものだが、玲子
の前で、絵美と教義の範囲を超え、激しく交わったのだ。

「玲子さん。ごめんなさい。あの時は本当にどうしてあんなことになったのか分
からない。」

薬の効果があったことは分かっている。しかし琢也が絵美に好意を持っている
ことは歴然としていた。

「嘘よ!」

「れ、玲子さん。 僕は、僕はどうすれば・・・・」

「琢也くん。本当に私のことが好きなら。ここで証明できる?」

「証明って?」

「何でもできる?」

「玲子さんのためなら、何でもできます!」

玲子は立ち上がるとスカートに手を入れショーツを下ろした。ソファーに深々と
座ると、右脚をヒジ掛けにかけ、左脚を反対側に大きく開いた。


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