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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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永遠の誓い-4

    ♯♯♯



ママの後ろから、リビングに姿を見せた先生は、午前中に見た礼服姿から、細身の黒色系のスーツに着替えていた。



うわぁ…先生カッコ良すぎるよぉ〜

やだっ!私、ドキドキしてきちゃった…



先生はちょっと照れ臭そうに私に歩み寄ると『由里子…改めて卒業おめでとう!』と、ピンクの大輪のバラの花束を手渡してくれた!



「わぁ―――素敵!!すごく甘くていい香りがする」



『“Tea Rose”って品種のバラ。由里子にとてもよく似合ってる!』



「ありがとう先生…すごく嬉しい!」



『うん。でもね…由里子。今日はまだ、他に渡すものがあるんだ!』



「まだ何かあるの?!」



『あぁ…今日はこっちが本題…』



「ん?」



先生はそう言うと、ポケットから手のひらに収まるくらいの、赤いビロード張りの小箱を取り出した。



えっ?!…もしかしてそれって―――!!



私の胸は急激にトクンッ…と高鳴った!



『先生…由里子。ママが、あなた達の結婚の立会人になってあげるわ』



け…け…結婚―――?!



ママの口から突然飛び出した、“結婚”の2文字に、私はめまいがするくらい驚いた!



先生は確かにあの時『2人のこの先のことは、ちゃんと考える…』って、言ってくれたけど、ここまで真剣に考えてくれてたなんて…


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