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お江戸のお色気話
【その他 官能小説】

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お江戸のお色気話、その5-1

(5)

「それから、奥方は腰を大きく左右に振ったと思うと、
何度も(あぁ好い、ああ好い、あぁぁ!)って言いながら
体を震わせ、大きな声を出して
さっきと同じように目を剥いて、上になったまま、逝ったんです、

そのとき、奥方のあそこは身体の重みもあって、
グイグイと穴壁があたしの肉棒を押しつけるので、
もう少しで、逝きそうになりました、

奥方は逝った後も、その余韻でまだ腰を動かすもんだから、
ネチャネチャと、いやらしい音がするんです、

刺さっている根本を見てみると、赤黒い肉片がいやらしく
濡れながら波打って、動いていました、

肉棒には何か白くドロリとした物が付いていましたが、
これは奥方が出したスケベ汁なんでしょうか、
余程感じたんでしょうねぇ、奥方は・・」

金吉は、物が取り憑いたように興奮していたが、
その眼は、有らぬ方を見つめているようである。

まさにこのことを(恍惚の状態)というのかもしれない。


(ふぅう・・・はぁぁ・・)
と、いう嘆息があちこちから漏れてくる。
舌を舐めながら、金吉は卑猥な話を続けるようだが、
こうなると、誰も勢いの有る彼を止めることは出来ない。


「それで、あたしは、
むっちりとした女盛りの汗ばんだ奥方の顔と、
ゆらゆら揺れる大きな乳を見つめ、腰を抱え込んで、
下から、何度も何度も固い肉棒を突き上げました。

(お、俺と一緒にもう一度、逝ってくれ、奥さん!)
と、あたしが言うと奥方は、
素直に(はいっ!)って、あたしの目をジッと見ながら言うんです。
その眼が、素直で綺麗で、菩薩のような気がしました。

あたしはそれが嬉しくて、涙が出そうになりました。
こんな阿呆はあたしでも、
交わっていると・・
男も女も気持ちは、ひとつになるってことがわかりました。

あたしは今まで、散々に女を抱いたけれど、
こんな嬉しい思いをしたのは初めてです、ご隠居・・」


老人は、唾を飲み込みながら、ただ黙って頷いていたが、
どこからか(はぁぁ・・)
というような吐息が漏れていた。
金吉は、ここで茶碗に入れた酒を、
ぐいとばかりに煽って、再び口を開いた。


「それで、あたしはついに堪らず気を遣りました、
今度も、ドクドクとあたしの肉棒の中身を、
溢れるばかりに、奥方の濡れた穴に吐き出しましたよ。

するていと、
奥方もその刺激でさらに感じたようでして、
あたしのドロリとしたものが肉棒から飛び出て、
奥方のあそこの壁に当たって、飛び散ったんでしょう・・

目を白黒して、(あっ、あっ・・また逝きまする!)
って叫んだと思うと、
ついに精魂を使い果たしたようでして、
あたしの胸に、どうとばかりに倒れ込んだんですよ、
ご隠居・・


暫く重なった後で、奥方は美しい顔を微笑みながら、
あたしの口の中に舌を忍ばせて、わたしの舌を吸うんです。

あたしは、まるで夢でも見ているようでした。


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