投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

エリザベスドール
【ホラー その他小説】

エリザベスドールの最初へ エリザベスドール 91 エリザベスドール 93 エリザベスドールの最後へ

メルファ・人形残酷(?)物語4-6

 罵声を浴びせたり…

 無視したり…

 食事を満足に与えなかったり…

 食事を与えても無理矢理、キディの口の中に食べ物を詰め込んだり…

 殴ったり…

 叩いたり…

 投げつけたり…

 頭の毛を鷲掴みして、ブンブンと滅茶苦茶に振り回したり…

 生々しい衝撃のシーンの連続に、傍聴席の一般市民は強いショックを受けた。

 とても母親とは思えないような冷酷且つ、残酷なメルファに怒り…

 何の抵抗も、逃げる事も出来ず、泣きわめく小さな子供人形に涙する女性の姿もあった。

 映像が終わると、法廷内に重苦しい空気が流れた。

「何てこった。完全に虐待行為じゃねーか」

 ジャックは改めて、キディへの虐待行為の酷さを認識した。

 バーン!

 裁判長はいきなり、デスクを手で叩いた。

「被告人、あれはいったい何なのですかッ!?」

 メルファは済ました表情で答える。

「サァ、何カシラ?」

「とぼけないで下さい! あれは、アナタのやった行為でしょう!?」

「知ラナイワ。アレハ、エリザベスカ、ルーシー、ジャナイノ?」

 え? 私?

 メルファの口から、自分の名前が出たのにはルーシーは唖然!

「あれは、アナタでしょうッ!?」

「ジャックノ、クソ野郎ダッタカシラ?」

 涼しい顔のメルファにジャックは思わずカッとなった。

 立ち上がろうとした時、隣に座っているボックル会長に肩を掴まれた。

「会長!」

 会長の方に振り向くジャック。

 ボックル会長は正面を向いたまま言った。

「まだ喚問中じゃぞ。
 立つな、座っとれ」

「でも、あの人形が!」

「頭に来るのじゃろう? おぬしの気持ちはよーく、分かる」

「ぶん殴ってやりたい!」と、ジャックは興奮状態である。


エリザベスドールの最初へ エリザベスドール 91 エリザベスドール 93 エリザベスドールの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前