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DOLLHOUSE
【ロリ 官能小説】

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DOLLHOUSE〜羽化〜-3

「あぁっ!」

ご主人さまはその瞬間を逃さなかった。

舌は一気に奥へと侵入した。
温かいものが私の舌に絡み付いてくる。

「あはぁっ!」

口は閉じられなくなった。
逃げても逃げても絡め取られてしまう。

胸もないくせに乳首は敏感で、いてもたってもいられなくなって腰が動いてしまう。

ご主人さまが動きをとめ、私を見下ろした。

「はあ…。はあ…。」

私の息は上がっていた。口を封じられて苦しかったからだ。

ご主人さまの指先が頬に触れた。爪が冷たく当たる。

「ピンクになって、可愛い。期間限定品だな、今のおまえは。グラマラスな女よりよっぽど綺麗だ」

微笑んだご主人さまの顔は柔らかでとてもステキだった。
前に見た毒々しさがない。どきん。と胸が高鳴ってしまった。だめだ、だめだ。

ご主人さまの視線が私の身体を這う。私はご主人さまから視線を外して、ない胸を隠した。

あのとき、自慢げに突き出した母の胸を思い出してしまった。
もう、なにもかも見られてしまっているのに、この貧相な胸が恥ずかしかった。

「だめだよ、隠しちゃ」

クロスした腕の手首をつかんで、開く。
平らな、乳首が少し勃っているだけの胸。

ちゅ。

ご主人様が吸い付いた。

「んっ…」

私は押し寄せてくる波に抗っていた。
出そうになる声を必死で止めていた。

ご主人様は乳首を吸ったり摘んだりしては、刺激する。

硬く目を閉じて、くちびるを噛みこらえていると、ふいに首筋にくちびるが下りてきた。

「んあっ!」

私は胸を突きだし、反り返っていた。


開いた口を閉じ、再びくちびるを噛みしめる。

ご主人さまのくちびるは首筋を這い、また乳首に向かった。
そして、右手は腹を這って下りてゆく。

私は脚を閉じた。
が、ご主人さまの膝がぐいぐいと太股に割って入っていく。
その隙間から手が奥へと侵入する。


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