投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

コンビニ草紙
【理想の恋愛 恋愛小説】

コンビニ草紙の最初へ コンビニ草紙 20 コンビニ草紙 22 コンビニ草紙の最後へ

コンビニ草紙 第十二話-2

「何かあったら、この番号に電話ください。じいちゃんの病院の番号ですから。」

「あっはい。あの、携帯電話とかは…。」

「すんません。ハイテクなもんな持ってないんす。」


予想通りといった感じだったが、今は急いでいるのであまり突っ込まず、彼を見送ることにした。

彼は扉の前でまたペコリと一礼をすると、そそくさとお店を出て行った。

留守番をするなどと自分から言ったものの、何をどうしたら良いのかまったくわからない。


さて、これからどうするかな―。


一人取り残された店内で、お客さんが来ない事を、私はひたすら祈っていた。


コンビニ草紙の最初へ コンビニ草紙 20 コンビニ草紙 22 コンビニ草紙の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前