投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

エリザベスドール
【ホラー その他小説】

エリザベスドールの最初へ エリザベスドール 78 エリザベスドール 80 エリザベスドールの最後へ

メルファ・人形残酷(?)物語3-5

「メルファが子供たちを持っている事を、ルーシーはどう思う?」

「どうって?」

「変じゃないかって」

「別に変じゃないわね。 メルファは、子供好きだし」

 子供好き?

 あのコが?

「子供1人を踏み殺したのに、メルファの気持ちが理解出来ないわ」

 再びスザンヌが説明を加える。

「人間に触られて、拒絶反応を示したからです」

「何も、殺さなくても」

 マルシアの疑問に、ルーシーが答える。

「あのコは優しい表情してて、凄く残忍なところもあるから」


 ボックルはルーシーをジッと見ながら考えた。

「ルーシーよ、おぬしに頼みたい事がある」

「頼み?」

 皆の視線が、ボックルに集中した。

「一度、あの問題人形に会ってくれんか?」

「私が?」

「会って、メルファの本音を探ってもらいたいんじゃ。本当に今、何を考えておるのか? 子供たちに対して、どんな気持ちなのか? 許される範囲で結構じゃから…」

 ルーシーはボックルの言葉に合わせるかのように言った。

「ジックリと話しを聞いてくれ。そうね?」

「流石はルーシーじゃのう。理解が早いわい」

「私でイイの?」

「おぬしなら、メルファも遠慮せずに心を開いてくれるじゃろ」

 微笑むルーシー。

「分かったわ」

「頼むぞ」





「ウィアンッ!! ミャーミャーッ!! ミャーミャーッ!!」

 人形部屋の扉に向かって、キディは泣き叫んでいた。

 ママに投げつけられて、片足を挫いている。

 それでもキディは、足を引きずりながら歩く。


エリザベスドールの最初へ エリザベスドール 78 エリザベスドール 80 エリザベスドールの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前