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「瓦礫のジェネレーション」
【その他 官能小説】

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「瓦礫のジェネレーション」-7

「ううぅ…」
くぐもった声をもらすかおり。腰がみだらにくねっている。
「さすがにバージンは狭いな。でもくいくい締め付けてくるよ、陸さん」
「さっきだいぶ仕込んだからな、フェラしてると自分の方が感じてくるように」
健志は前に手をまわして、かおりの敏感な突起を指で嬲る。と同時に注意深く抽送をくり返し、Gスポットあたりに強い圧迫を与える。かおりは陸の怒張を頬張ったまま、苦しそうに肩を上下させ息を乱す。腰の動きがせわしなくなり、背中を仰け反らせる。
「を、締まる、締まる。イクみたいっすよ」
「おし、じゃ、こっちも終わるか」
かおりのオーガズムに合わせて、陸と健志も精を放った。

取り残された拓也は、ひとり虚しく腰をふり立てている。収まるべき場所を失った屹立は、だんだんと力なく項垂れてきた。
(かおり、せっかくひとつになれたのに……なぜ?イカされたのがそんなによかったのか?俺じゃダメなのか?俺が、男にケツに入れられてイクような男だからか?)
涙があふれて来た。ひさしぶりのデートで、今日こそ結ばれる筈だったのに、こんな形になってしまうなんて……。ふととなりのベッドに視線を向けると、あの清純だったかおりが、男のものを口にしたまま別の男のもので犯されている。嫌がるどころか、明らかにその顔は悦びの表情を浮かべている。
(あれはもう、俺の知っているかおりじゃない。かおりは男に向かって「イカせて」とせがむなんてはしたないことが出来る子じゃなかった筈だ)
(……俺も、人のことは言えないな……。ごめん、かおり)
「さ、拓也くーん、まだまだ終わりじゃないのよ〜」
葉子の声に拓也の思考が遮られた。いきなりうつぶせにされ、ひじとひざで体重をささえる姿勢を取らされる。
「この上、なにを……」
「ふふっ、あんたもかおりちゃんみたいにいい気持ちにしてあげようと思ってね」
後ろから康浩が貫いてきた。
「ううっ、痛い、やめてくれ……」
しかし既に一度男を受け入れたアヌスは、すぐに反応してやわらかくほどけ、拓也の官能をかきたてて来る。
「ほうら、またビンビンにしちゃってるし」
康浩は後ろから手をまわし、拓也のペ○スをやわやわと握りしめる。
「あぁっ、あぁっ、やめ、やめて……くれ…」
声は弱々しくなり、甘ったるい女のようなあえぎに変わる。
(ああ、俺は女だ、入れられてこんなに気持ちよくなるなんて……)
康浩の手が棹をしごき、亀頭をやわらかくなでる。後ろから入れられているせいか、康浩の怒張は拓也の前立腺を刺激している。目を開けていられなず、眉間にしわを寄せる。拓也の腰はひとりでにくねりだす。ペ○スがビクッと震えて大きさを増し射精の徴候を示す。康浩は拓也のペ○スの根元をぎゅっと握り、イカせないようにした。
「あっ……」
イキそうなところを中断された拓也は一瞬焦り、そして気付いた。
(俺も、かおりみたいに、自分で「イカせて」とせがまされるんだ……淫乱女みたいに、腰をふって「イカせて」とせがまされる……なんて惨めな。あぁ、でもイキたい、イカせてもらえないと気が狂いそうだ……)
「拓也くーん、前見てごらん」
葉子の声に目を開くと、目の前には誰かの半勃ちのペ○スがあった。
(これをしゃぶれというのか?)
さすがに抵抗があった。他のことならまだしも、半勃ちの男のモノをしゃぶらされるのは、心の底から男でなくなるということだ。拓也は目をそむけた。すると康浩の手が再びペ○スへの刺激を始める。あっという間に絶頂寸前まで追い上げられ、またそこで無理矢理とめられる。


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