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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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絶望からの生還-1

今日から夏休みに入り、部活の生徒達しかいない校内は、いつもの賑やかさが嘘のように閑散としていた。



――――佐々先生お電話が入っています。職員室にお戻りください―――――



俺が屋上でぼんやり考えごとしていると、校内放送で呼び出しがかかった。



電話の相手は病院にいる由里子の母親、佐伯響子だった。



響子は、まだ意識が戻らない由里子が『うわごとで何度も先生の名前を呼ぶので、会いに来てやって貰えないか?』…と言った。



俺は『仕事が片付きしだい伺います』と答え電話を切った。



由里子が義父に犯される…という悪夢の朝から、丸一日が経っていた。



    ♯♯♯



俺は昨日の朝、義父に痛め付けられた由里子に付き添い、救急車で病院に向かった。



由里子はすぐにICUに運ばれ処置を受けた。



その後、しばらくすると命には別状がない程度に容体が落ち着いた。



一般病棟の個室に移されたが、部屋のドアには非情にも“家族以外面会謝絶”の札が下げられ、他人の俺は病室に立ち入ることが許されなかった。



仕方なく、外来で自分の腫れ上がった左手の処置をして貰っている時、昨日由里子の部屋に駆け付けた刑事達が訪ねて来た。



事情を聞くために同行を求められたので、刑事と共に警察に向かった。



そこには、刑事から連絡を受け、警察に駆け付けた校長が俺を待っていた。



一通りの状況説明を受けていた校長が、俺にねぎらいの言葉を掛けてくれた。


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