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……タイッ!?
【学園物 官能小説】

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……タイッ!? 第四話「暴きタイッ!?」-59

「久恵!」
「うう!」

 勢いを取り戻した逸物を強引にねじ込むと痛みによるものなのか、彼女の足の戒め
が解ける。紀夫はそのまま両足を持ち上げ、久恵をひっくり返すようにする。
 血とどろりとした淫水で濡れる秘裂と、期待に満ちた真顔をする彼女を見下ろす格
好。紀夫は目で頷くと、そのまま自らをズププと押し込んでいった……。

「あ、あぁ……あぁ……ん……」

 半開きの口元をがたがたと揺らしながらなにともつかぬ声を上げる久恵。目尻には
薄っすらと涙が滲むが、それは痛みなのか、それとも彼女の言う幸せによるものなの
か?

「気持ち……イイ」

 ゴム越しに伝わる彼女の複雑な膣内。処女らしくこなれていないそれはどこか硬
く、彼のものにも無愛想であった。
 けれど、寂しさを埋めてくれる男を求める気持ちなのか、奥から溢れ出る粘液がそ
れを潤滑にし、かつ膣口の強い締め付けが離そうとしなかった。

「あ、あ……あぁ……」

 ゆっくりとさしこみ、ゆっくりと引き抜く。名残惜しげに糸を引く秘裂と、再開を
喜ぶ子宮。触れるたびに大人ぐらいの握力を感じ、雁首がびりびりと信号を発する。

「ひさ……えぇ……俺、もう……」
「いいの、いっても……紀夫に、私のこと、好きになってもらいたいから……、いつ
でも思い出してほしいから……、今日のこと、忘れてほしくないから……だから、お
願い……」
「う、ん……」

 筋を撫で回す膣襞の哀願にそろそろ堪えるのも限界と、紀夫は大きく深呼吸をす
る。
 そして……、

「俺は!」

 グイと差込み、そのまま彼女の顔面へとキスを求める。
 久恵はシーツの上を滑り壁に当たってようやく止まる。
 行くところまで行った逸物は少し硬い何かにあたったところで強い伸縮にあい、
みっちりと締め付けられる。
ぎゅうと目を瞑る二人。

「久恵……」
「紀夫……」

 薄目を開けると、相手もそうしていて、目があった瞬間笑いが漏れた。

 が、

「あ」

 耐えられなくなった牡は呻くように声を漏らしたあと、牝に覆いかぶさるように崩れる。


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