DOLLHOUSE〜日常と非日常〜-1
〜序章〜
誰も知らない深山の洋館。
陽光がふりそそぐ穏やかな場所。
閉ざされた寂しい場所。
流されて流されてここにたどり着いた。
安穏?虚ろ?恐怖? そして 快楽。
私はこの箱庭のような世界で生きていく。
なくした物がたくさんあるはずなのに私は満ちている。
それともこれこそが虚ろな人形の証拠なのだろうか。
私はここで微睡みながら主を待っている。
至福の瞬間を夢に映して。
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