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侍BOYS!!〜一番ヶ瀬高校剣道部
【スポーツ その他小説】

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侍BOYS!!〜一番ヶ瀬高校剣道部〜No.1-9

「何?知り合い?」


小声で柊が問う。


「…僕とハルのあの熱い担任だよ…」

「…流れ的に顧問な雰囲気だよねー…」

「へぇ〜、あれが…」


ワイシャツネクタイの男は1年3組担任、小林誠一31歳。春海の予測通り、剣道部の熱血顧問だ。


「あ、小林先生良いところに。今年は新入生が3人も…」

「大変な事になった!!一大事だ!!」


小林は血相を変えて、オーバーなくらい腕を上下に振って一大事をアピールする。


「何よ、コバセン今日もうるさいわね」

「何すか一大事って」


あまりにもでかい小林の声に反応して、部室内にいた2人も顔を覗かせた。


「どうしたんですか?何があったんです?」

「それがな!コーチ!前橋コーチが!!」

「コーチがどうかしたんですか?」

「右腕と左足折っちゃったんだって!!」

「…は?」




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