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『淫PTA』
【熟女/人妻 官能小説】

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『淫PTAA』-3

「ぅぁん、ぅぁん、あぅぅぁんっ――」

亀森の一衝きごとに、美紗代は情交の愉悦に豪奢な雪裸を打ち震わせ、終ぞ家族や知人には聞かせられないコケティッシュな雌声を放つ。

サウナのように蒸し暑い室内でのハードな交尾に二人の全身から噴き出した汗が一つに溶け合う。

より強い官能を得ようと、互いの下腹部を激しくぶち付け合いながら、ただ肉欲を貪り交尾するだけの雌雄に成り下がった二匹は、性獣さながらの咆哮を繰り返す。そして――、

「み、美紗代さんっ、で、出るぅぅーっ」

無様な声を上げながら亀森は一際激しく腰を衝き上げ、美紗代夫人の子宮にまでも届けとばかりに、大量の青臭い樹液を亀頭の先の小孔からドバドバと噴き上げる。

「い、いく……、いくわっ……あぁん」

亀森の若い精を膣の奥底にまでたっぷりと浴びせ掛けられたことをしっかりと感じた美紗代は、自らの珠汗を滲ませて絖のような光沢を放つ白い背をしならせ、ブルブルッと雪裸を痙攣させると、盛り狂った雌獣のように一声ほざいて壮絶なクライマックスを迎えた――。

密戯を終えた美紗代夫人は、愉悦の余韻に浸る間も惜しむように、手早くシャワーを済ませ、何時もの淑女然とした端正な装いを整えている。

「卓郎さん、何をしているの、早く服を着てしまいなさい」

けだるい疲れにベッドをあとにすることが出来ないでいた亀森は、美紗代に急かされ、漸くベッドからノソノソと抜け出し、慌てて服を身に着け始めた。

「ちょっとお話があるの、宜しくて?」

ベッド脇でもたついている亀森に冴えた瞳を向けた美紗代が改まった口調で語り掛ける。

「え、何ですか、美紗代さん……」

亀森は夫人のいつもと違う様子に怪訝な表情を示す。

「やっぱり、こんな関係を長く続けるのは良くないと思います。今日限りでお終いにしましょう」
「えぇーっ! ど、どうしてですか……」

突然の関係終了宣言に驚愕する亀森に対し、美紗代夫人が更に冷たく言い放つ。

「聞き分けて頂戴、あなたにとってもこれが一番良いことなのですから」
「智之の家庭教師の先生には別の方を探すつもりです。あなたには辞めて戴きますから」
「そ、そんなぁーっ」
「とにかく今日はお帰りなさい。私は、これから出掛けますので――」

亀森にとっては、晴天の霹靂とも云える突然の不倫関係解消宣言であったが、一時過ちを犯していたとはいえ、元々尋常な貞操観念を持ち合わせていると共に、地方名家の出自で殊更世間体を重んじる美紗代夫人にしてみれば、このような他人には言えないふしだらな関係が万一公になった場合の破滅的なダメージを考えれば、二人の関係を長く継続できるはずもなかった――。

美紗代夫人は、学園OBである亀森も勿論知る体育教師恩田三郎による生徒への体罰に関して、これから他の学園父兄らと何やら相談をする為の集まりがあるというようなことを言い添えながら、呆然としている亀森に対し、取り付く島を与える気は更々ないと言わんばかりの冷たい美貌で自宅から追い立てるのであった――。


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