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超最強嫉妬彼女
【学園物 恋愛小説】

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超最強嫉妬彼女 前編-14

***

「おはよ」

しばらく話すこともなかった本藤だが、今日は朝一番に声をかけられた。

「おう」

吹っ切れたのかどうかは知らないが、いつもの本藤だった。

昨日のあの蹴りには意味があったのかもしれない。

「公也、昨日はなにしてたの?またとっかえひっかえ?」
「うっせえよ。つーかしばらく営業中止だ。この周りのバカどものせいでな」

俺はそう言って遠目から俺たちを見ている男を睨みつけた。

「…そうなんだ」




***


「おー、ミキか!久しぶりじゃん」

昼休み、食堂で本藤と一緒にいるのだが、俺は携帯に昔の女から電話があったため話している。
「今日?いいぜ、20時に駅前な」
電話を切る。
「よっしゃ、久しぶりに女確保」
パタンと携帯を閉じて、久々の女との約束に胸が躍る。

もうしばらく女を抱いてなかったからな。

「……むう」

なにむくれてんだ…こいつは。

ああ、こいつは俺のこと好きなんだっけ。

でも、こいつは抱かせてくれないからな…

こいつと付き合いながら他の女と寝ればいいんだろうけど、俺だってそこまで腐っちゃいねぇからな。

本藤といるとまあまあ楽しいから、別にこのままでいいだろ。


***

授業中、うとうとしていると後ろからまたつつかれる。

「…なんだよ、ねみぃんだよ」
小声でそう言って振り返ると、本藤は顔を真っ赤にしてこっちを睨んでいる。
「ん」
本藤は小さな紙切れを差し出してきた。
「なんだよこれ」
「ん」
ん、じゃわかんねぇよ。
そんなことを考えながら、紙切れを受け取り、前を向いて開いた。




電話の子はミキなのに私は本藤なんてひどい!

花耶って呼んでよ!




「……は?」
一気に力が抜けた。

こいつ、もしかして昼休みからずっとそんなこと考えてたのか?


もう一度振り返ると、本藤は今だに俺を真っ赤な顔で睨んでいる。

「……アホらし」
俺は鼻で笑って前に向き直り、机に突っ伏して寝ることにした。


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