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距離〜佐山から見た視点〜
【青春 恋愛小説】

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距離〜進と白〜-3

「それはこれから知っていけばいいことだと思うんだけど。だって元々知ってる仲で付き合い始めてもどうせ新たな発見はあるんだし」

「や…そうかもしれないけど…。先輩だって俺のこと知らないじゃないすか…」

「それも先の答えと同じよ」

「はぁ…」

「それにね、私生まれてから初めて一目惚れしたの。進くんにね。今までそんなことなんてなかったのに」

「あ…ありがとうございます」

「それに告白するのだって初めてなの。こう見えても私、凄い緊張してるんだから」

「はぁ……」

「だからね、同じダンスサークルの子と付き合ってる杏から、彼氏くんに聞いてもらってそれを教えてもらったの」

「はぁ…」

「いきなりのことだし戸惑うよね。私も唐突にこんなこと言い出して申し訳ないと思う。だけど自分の気持ちに嘘は付きたくないし、その感情に正直でいたいの。だからね、一目惚れしただけでよく知りもしない進くんに告白したんだ。自分の気持ちに正直に従ってね」

「はぁ……」

「まぁ端的に言えば進くんってカッコイイし、そんなカッコイイ男の子と付き合いたいのが女の子だから。私も例に漏れずその女の中の一人なのよ」

「はぁ……」

「それにね、私今まで誰とも付き合ったことないの。真っ白。そんな状態で何も知らない人に初めて恋心を抱くなんて、自分でも面白いなって思って。それに、自分から告白した限りは最後まで寄り添う覚悟はあるの。こんなに扱いやすい女、いないと思うわ。付き合った経験が無いから大きなことは言えないけど、でも絶好損はさせないよ」

「はぁ……」

「そういえばさっきから私ばっかり喋ってるね。あ、凄い初歩的な質問なんだけど、そもそも進くんは今彼女いるの?」

「あ…いや、いません。もう一年近く」

「そう。良かった。進くんってどんな女の子が好きなの?」

「えっ?あー……」

「正直に答えてね」

「あっ…えっと……………痩せてるけど巨乳で、黒髪で、あとは…気配りが上手かったり…あと料理出来て…自分と音楽とか服の趣味が合う子で…」

「じゃ私がそうなる」

「えっ?」

「体型は進くんの好みに近いと思うけど、髪は黒く染めるわ。今の髪色は地毛が茶色っぽいから。料理も得意とは言えないけど、頑張る。気配りも、気をつけるね。服装も音楽も進くんの好みに近付けるよ」


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