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魔法使いの告白
【女性向け 官能小説】

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魔法使いの告白 9-3

「あ… ああぁ… だめ… 恥ず…かしい…あはぁっ」

ぴちゃ…ぴちゃ…

舐める音を立てながら舌が這う。

「うっ… あぁっはぁっ…あ」

舌が挿し込まれ、掻きだすように動いて、ぴくぴくと身体が動く。
また舌が動きはじめる。

「やだっ。そこはっ… あっ!」

隠された場所を開いていく。少し触れただけで、もうどうかしてしまいそうな程快感が走る。
探りあてた花心を捉えられ、熱い湿りを帯びたモノが刺激する。
私はじっとしていられなくなり、身を捩らせた。

「あっ!あっ! …あぁくっぁぅ」

温かなものが私の中から溢れていくのを感じる。

ちゅるっ…ちゅ…

吸い上げられて、残らず舐め取られてゆく愛液。
私はたまらず腰を振ってしまう。今度は自分では止められなかった。

「ああっ!だめぇーっ。だめなのっ あはあっ あぁっ!あっ!あっ…」

叫びながら、涙が溢れて。恥ずかしくて。…でも気持ちよくて。
私はまた、昇りつめていた。

淫乱って言われてもしかたないかな。

そう思った時、圭さんが押さえ込んでいた脚を放した。
私の浮いていたおしりは滑るように胡座をかいた圭さんの脚に触れた。

おしりに当たる異物感。
コレ、圭さんの勃ってる?

「はあっ… はあっ… はあっ…」

私は息をきらしたまま、ぼんやりと天井を見ていた。
ホッとしたような、物足りないような。
視界に圭さんが入ってくる。

「あっ… うぅぅ…ん ぁ…ぁぁ」

圭さんが私の腰を押えて侵入してきた。
気持ちいい。と感じるのが不思議だった。
一旦昇りつめてしまうと、2回目をしたいと思ったことなどない。
少し眠ったせいかもしれないけど。

奥まで沈めて息を吐くのが聞こえた。

圭さんが身体をピッタリと密着させて背中に腕を回した。

「えっ?」

私を抱えたまま、身体が起きあがる。
私はあわてて圭さんにしがみついた。
もぞもぞと、私のおしりを抱えて胡座をかいたみたい。
私も圭さんの身体に脚を軽く巻き付けた。

体勢が整うと圭さんが首を伸ばしてほっぺたにキスした。
子供をあやすように身体が揺れる。

「ん…」

ゆっくりとしたリズム。乱されるような快感とはまるで違う。
でも、私の身体の奥が微かに、確かに圭さんを感じている。
抱きしめられた身体の鼓動も温もりも心地いい。

「もしかして、ああいうの、はじめてでしたか?」

私は火照った顔のまま頷いた。
孝文は私にそういうのさせても、したことはなかったし。


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