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織露府(オルロフ)家の花嫁
【その他 官能小説】

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織露府(オルロフ)家の花嫁-10

「恥ずかしいか?恥ずかしいだろう?」
 思わず呟いた川原の言葉が耳に入り、千夏はハッと顔を上げた。すっかり我を忘れた川原の卑猥な笑みが目に入る。
(ひどいわ!川原君…)
 千夏が目に涙をため、怒りの表情で川原を睨んだ時、川原の肩を叩く者がいる。
「君、ちょっとどいてもらおう」
「は…?」
 振り向いた川原の背後に、旋太郎が立っていた。その横には、結婚式に参加している二人の大学教授が立っていた。一人は淳哉の直接の指導教授、もう一人は学部長である。それぞれ新郎側、新婦側の主賓として出席していたが、目の前で展開される異様な儀式にあっけにとられている様子だ。
「それでは先生方、新郎新婦の結合部分を触って、きちんとはまっていることを確かめてやってください。」
「えっ!」
「は?」
 旋太郎の依頼に、二人の教授は一様に驚いた表情を浮かべた。
「当家では、新郎新婦の初めての性交にあたって、ご出席いただいた皆様を代表して主賓の方に結合部分を触って、祝福していただくことになっております。」
「しかし…」
「そう言われましても…」
 当惑する教授達に向かって、淳哉が頼んだ。
「お願いします。そうしていただかなければ、真に結婚したと認められないしきたりなんです。」
 続けて、淳哉は千夏に言った。
「千夏からも、アソコを触っていただくようお願いしなさい。」
「え…、あ…」
 二人の教授が同情の視線を彼女に向ける。千夏は真っ赤になってうつむいてしまった。
「ちゃんとお願いしなさい。」
「さあ、きちんとお願いしないと…」
 旋太郎と淳哉に責め立てられ、千夏は消え入りそうな声で言った。
「さ…、触ってください…、お願い…、します…」
「花嫁もそう言っていますので。」
 旋太郎が教授達を見た。こちらも引けなくなってしまった教授が、「結婚おめでとう」と祝福の言葉を口にしながら、交互に旋太郎の言うとおり、結合部分を指先でゆっくりなぞるように触っていく。
「うっ!」
「あ…」
 淳哉も千夏も切なげな声をあげた。遠慮がちに触る指先がかえって二人の性器に強い刺激をあたえるのだ。しかも千夏にとっては、教授達の指の動きで、淳哉の肉棒が体内に入っていることを意識せざるを得ない。それが、激しい羞恥心とともに、肉体を一層敏感にしているようだ。
 耐えきれなくなった淳哉が巧みに腰を動かして千夏の身体を突き上げながら、左手で彼女の肉芽をぐりぐりと弄る。
「あ…、あんっ!」
 破瓜の痛みがおさまると、淳哉の動きは彼女に性感をもたらす。千夏は体を反らせ、甘い喘ぎ声をあげ始めた。陰茎をくわえ込んだ秘部から愛液が滲み出て、教授達の指を汚していく。


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