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魔法使いの告白
【女性向け 官能小説】

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魔法使いの告白 8-5

「あっ… いっ… いたっ…はあぁっ…ぅん…」
「入るよ…力抜いて…」

圭さんが覆い被さり、私の手を取った。
両手を絡めて握る。

身体が反る。痛みから逃げるようでもあったけど、感じてもいた。

「うっ… ぅうん…はあぁっ…いっったっ…はあっ…」

ゆっくりと突き上げられ、感じる痛み。
ぎゅっと両手に力を込めて握った。この人大きい?

「ああぁ…んっ」
「全部入ったよ…すごく気持ちいい」

息を吐き続ける私の頬に、圭さんが軽くキスをしてくれた。

嬉しい。
セックスがこんなに幸せな気分になるなんて、知らなかった。

真っ直ぐに見つめてくれる圭さんの瞳。

「う…締めすぎ」

一瞬顔をしかめた圭さんが私の頬を撫でながら笑う。

もう一度頬にキスして、耳元で

「動くよ?」

と囁いた。

「あぁ… ぅんっ… はぁ…」

私の上で圭さんの身体が揺れている。
私の中で動くもの。痛みは快楽に変わってゆく。気持ちいい。
圭さんの前髪が少し額にかかってきていて、セクシー。

「はぁっ… ね?手を…」

そういったらすぐに手をくれた。
さっきと同じように指を絡めて握った。
圭さんの手は大きくて少し硬くて、そして温かだった。
心を渡してもらったような気がして。

密着する圭さんの身体。

「うっ… はっ…」

私の耳元で圭さんが少し苦しそうに荒い息を吐いている。

「あっ…あぁっ んっ…」

私の声とシンクロしていく。

「あぁ… 圭さん… もう… もう…」

私は身体をよじらせ、首をふった。
もうすぐソコまできている。
我慢できない。

「あぁ…イこう…」

圭さんが言った。
上がるスピードの中、私はぎゅっと手を握った。

「あっ…あぁっ… 気持ちいぃ! ぃっ…くっ!あっ!ぁあぁっ…」

ふわりと身体が浮いたような感覚。
すっごく…気持ちいい…。


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