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空調怪奇現象
【ホラー その他小説】

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空調怪奇現象-4

 ったくぅ、どうなってんの?

 このエアコン、その後も同じような現象を繰り返すから、私の怒りが頂点に達した。

 リモコンをエアコン本体に投げつけて、狂ったように私は怒鳴り散らした。

 相手を挑発するように、悪口を言いまくる。

 どうせ相手は機械だし、何も反論して来ない。

 私はそう、タカをくくっていた。

 すると…



「さ、さむッ!!」

 真夜中、私は体の冷えを感じて目を覚ました。

 何だか、激しい寒さ!

 辺りを見回した私は驚愕した!

 部屋の中が凍りついているじゃない!

 辺り一面、白くて何もかもカッチンカッチンになの!

 空気はボンヤリと白い冷気だし。

 私は慌ててリモコンのスイッチを切ったけど、エアコンは止まらない!

 どんどん、強い白い冷気を吐き出している。

 リモコンの液晶画面を見た私は悲鳴を上げた。

『冷凍 ?40℃』に設定されているのだ。

 ゲーッ!




    おしまーい


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