投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』
【ファンタジー その他小説】

『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』の最初へ 『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』 5 『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』 7 『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』の最後へ

『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』-6

ーーーー死んでいる。





そう、判断するしかなかった。



なぜ、どうして、母様は。



一体何がどうなっているのか。



叫んでしまいたい。

声が出ない。



誰か、誰かを呼ばなくちゃ。



自分では、どうしようもない。



それより母様は。
ほかのみんなは。



足がすくむ。動けない。

唇が震える。


目が離せない。父の無残な姿から。




しかし突然、視界が遮られた。



赤い世界が、黒い世界へと一転した。


静かに、顔を上げた。




綺麗な、ひとだった。



少年?



でもまるで、女の子みたいに、綺麗な顔をしていた。



「………………だれ?」



それしか、言えなかった。



「………君、この家の子?」


逆に、そう聞かれた。

小さく、頷いた。



「……オレと一緒に、来る?」



そう言って少年は、手を差し伸べた。



「オレが君を、守ってあげるよ。」



そう綺麗な顔で、微笑んで。


『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』の最初へ 『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』 5 『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』 7 『群青の街・第一話殺し屋ハルと少女リリア』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前