「午後の人妻 童貞嫐り⑦」-7
震える指で手間取りながらボタンが外され、ブラウスが引き剥がされていった。
すると、その下はもうブラとパンストにショーツの下着姿である。
少年のペニスがピクピクと脈動して衝き震えた。
腰がもじってさらに引かれ、
亀頭の頂に透明な先走りの汁が、
また滲んで浮かんでいる。
必死に射精をこらえている彼は、
美形の顔を崩して、
いまにも泣き出しそうな表情である。
そんな表情で手を震わせながら、健哉は由子の下半身を包むパンストをクルクルと巻き取るようにして、太腿から足首に向けて滑り降ろしていく。
ムッチリした生肌が美少年の目にあらわにされていき、
由子は腰から下にこそばゆい火照りのようなものを感じた。
ついでブラのホックに手がかかり、震える指でもどかしげに外されて、ストラップが肩から抜かれると、お椀型をしたふたつの乳房が現れた。
少年がゴクッと喉を鳴らして、
空唾を飲んだ。
初めて見る女の乳房。
そのやわらかそうな膨らみが、
彼の心を奪ったようで、
じっと見入るのだった。
その少年の熱心な視線は心地よかったが、
「ねっ。
ボーッとしてないで、ショーツも脱がしてちょうだいよ」
と由子は促がしていた。
我に返った少年が少しバツの悪いような表情をしながら、彼女の前にひざまずいた。
そして、さっきのパンストと同じ要領で、クルクルと巻き取るようにしながら、ショーツを腰部から下肢へと下げおろしていった。
脂がのってムッチリとした腰から臀、
太腿があらわにされていく。
すると、
健哉が急に息を飲んで、
目を丸くした。
ちょうど彼の顔の前に、
由子の濃いめの下草の叢が現れたからだ。
丈長くボーボーと伸び放題の下草が、
少年の官能を射抜いたようである。
ショーツはなお引き下ろされていき、足首から抜かれて、由子は一糸まとわぬ全裸に剥きあがっていた。
少年は立ち上がりながら、
初めて目にする女の裸を正視できないのか、
顔を背けて逸らし気味にしているのだった。
その反面、
目の端からギラギラとした欲望の視線が送られてくるのが分かった。
由子はそれを不快には感じなかった。
いや、それも心地いいくらいに感じるのだった。
由子は向かい合っている健哉の肩に両手を置くと、
「ねっ。
私を抱き締めて、キスからしてちょうだいよ。
それが順番だから」
と言って、顎を上げながら瞼を閉じた。