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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りF」-6

それにしても雄渾(ゆうこん)なペニスであった。
この前の亨のペニスよりも、
ひとまわり太々として、
丈も長いようである。
色もひと際沈んで、
黒々としている。

裏筋を見せて勃ち上がっている太幹は、
血管を浮き立たせてゴツゴツと節くれ、
まるで岩のように堅々として見える。
カリ首裏の三角地帯も、
グッとせり出て威を張っているようだ。

はち切れそうに漲り膨らんだ亀頭は、
ブドウ色をして包皮からギュッと剥け出ている。


その頂の鈴口のあたりがヌメ濡れているのは、
すでに先走りの汁が滲み出た形跡にちがいない。

健哉のペニスは腹を叩かんばかりに勃起して、紛うことのない男の性器で、それも立派な部類に入りそうであった。

しかし、一方でそれが由子を失望させ、裏切られた思いにもさせられていた。

健哉は水も滴るような美少年ぶりである。
その股間に由子の夫など凡百の男どもと変わらぬ性器を、
見方によってはグロテスクでさえある肉の棒を佇立させているのだ。
それが軽い落胆を誘うのだった。

ならば彼の股間には、どんな佇まいがふさわしいのかと問われても、応えに窮するばかりだが、白磁の肌に色黒で醜怪な肉の棒が似合わないことだけはたしかであった。

こうなったら、
この美少年を心いくまで責め苛(さいな)んで愉しんでやろう。
由子の心に加虐の炎が、メラメラと燃えたつようえだった。

「さっ、こんどはあなたが、私の着ているものを脱がす番よ。
遠慮なく裸にしてちょうだい」

由子はそう言うと両腕と両脚をやや開き気味にしたポーズで、健哉の前に立った。

美少年が腕を伸ばして、彼女の着衣を脱がしにかかった。
もう命令だとつくけ加えなくても、自分から動くようになっている。

由子がまとっているブラウン色のワンピースから脱がせにかかった健哉だが、全裸の身体を及び腰にして、何とも情けない恰好で脱がしていくのだった。


それは股間で滾って天を衝いている童貞ペニスが、一触即発の状態まで昂まっているからのようである。

健哉はそんなペニスを由子の目に晒しているうえに、
その身体に触れて着衣を脱がしているのだ。
そして、
間もなく生まれて初めて、
生身の女の裸を拝めることになるのである。

官能は大きく乱れて炙りたてられ、
射精感は沸騰して、
臨界点を超えようとしているのだろう。
及び腰にもなろうというものだ。
彼にとっては性の愉悦を愉しむどころか、
すでに拷問に近い状態になっているのかもしれない。

健哉の手で、由子の身体から着衣が剥ぎ取られていく。
ワンピースが脱がされ、ブラウスのボタンに指がかかった。


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